公園
コロナ禍になってから公園の利用者が増えているような気がします。いつも同じ時間に通る公園も賑わい度が増しています。
自粛で家にいることが多くなり、少しでも体を動かさないと!ということなのか、それとも公園のようなひらけた場所なら友達に会っても大丈夫だろうということなのか。
ぼくも実際に散歩や小学生の弟と公園で遊んだりと利用率が増えました。その公園は割と大きなグラウンドがあり、夏にはお祭りで屋台がたくさん出ます。
その日も散歩をしていたらグラウンドで子連れのお父さんが遊んでいました。遊びというかトレーニングのような様子にも見えました。
お父さんとサッカーボールとゴム製の赤いボールをそれぞれ頂点にして大きめの三角形をつくっていました。その真ん中に4歳くらいの女の子が立っていて、お父さんが「お兄ちゃんのボール!」と言ったらダッシュでサッカーボールを触り、真ん中に戻る。「アミちゃんのボール!」と言ったら赤いボールを触りまた戻る。「お父さん!」と言ったらお父さんにタッチしてまた戻る。というような事をしていました。
小学生の時にサッカー教室で似たような事やったなぁと辛い練習を思い出しながら見ていたのですが、その4歳の女の子アミちゃんの走り方をみたら可愛さでそんな思い出が吹き飛びました。
冬ということもあり、洋服を着込んで膨らんだ上半身、そこからはえる短い足が遠くからみるとほぼ球体にみえるのです。走り方もまだヨチヨチ感が残っていて、ペンギンのような動き方でかなり癒されました。
「アミちゃんのボール!」ヨチヨチ。ヨチヨチ。
「お兄ちゃんのボール!」ヨチヨチ。ヨチヨチ。
ずっとみてられます。疲れてきたのかヨチヨチ度が増してさらに可愛いです。
「お父さん!」ヨチヨチ。ヨチヨチ。
「お父さん!」ヨチヨチ。ヨチヨチ。
「お父さん!」ヨチヨチ。ヨチヨチ。
「お父さん!」・・・・ ・・・・
「お父さんのとこばっかじゃん!」
普段忙しいお父さんも、大好きな子どもと触れ合いたい気持ちが伝わってきました。お父さんが1番可愛かったです。