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【無料記事】情弱の定義

ここ十数年で、世の中を流れる情報量は500倍にも
なったと言われていますね。
 
 
そんな中、ネット界隈でよく言われる
“情弱”という言葉について
この2年間で2000人もの人を
教えてきた経験を通じて
定義したいと思います。
 
 
1:時代に追いついてない脳死タイプ情弱
2:情報量にビビるもやしタイプ情弱
3:天上天下唯我独尊!俺様は仏様タイプ情弱 


【1:時代に追いついてない脳死タイプ情弱】

 
私がまだ子供の頃(幼稚園ぐらい?)は、
ネット回線を引いている家庭も少なく、
パソコンも携帯も高価でしたが、
ちょうどポケベルから携帯に
移行するぐらいだったと思います。
 
 
そうなると、何かしら情報を仕入れたいと思ったら
テレビか、
新聞か
ラジオか
雑誌や本ぐらいしか
選択肢がなかったはずです。
 
 
だから、ある程度専門性のある情報、
例えば海外旅行の現地情報とか、
お薬の情報や、
裏技的なライフハックは
知ってる人に手数料を払って、
教えてもらうしかなかったわけです。
 
 
また、一般的となっている情報収拾源は
テレビか新聞ぐらいなものだから
世論操作や”常識”というものも
作り出しやすかったと言えるでしょう。
 
 
多様性がない、といえばその通りです。
 
 
ただ、今の時代は。
 
 
ネットが普及し、誰もが
手にしたスマホという機械で、
どのような情報にもアクセスできるように
なってきているのです。
 
 
様々な個性のある人間や、その情報が
簡単に手に入るようになり、
多様性がぐんと、高まった時代です。
 
 
そのような時代にありながら、
 
 
いまだに、テレビや新聞の情報に
固執している人。
 
 
または、テレビや新聞を信じているわけではないけど、
自分から情報を取りに行くことを
積極的にしない人。

 
 
これが、脳死情弱です。
 
 
今の世の中は、
与えられる情報だけでは
痛い目を見る時代です。
 
 
自分から、情報を手に入れて行く、
ということを積極的に行わなければ
質の高い情報を手に入れることは
出来ないわけです。

 
 
なぜなら、過去と比べて、
そもそもの情報量が増えているので、
今まで通り与えられている情報だけでは
どう考えても足りないからです。
 
 
今までの情報量が10だとしたら、
500倍ぐらいになっているらしいので
単純計算で5000程度になっているでしょう。
 
 
今まで通り、与えられるだけの情報量だと、
10→1になっていたとしたら、
5000→1程度の情報量になっているということ。
 
 
つまり、自分から手に入れることをしなければ
残り4999は一生手に入らない情報な訳です。
 
 
ただ、4999全てを手に入れろというわけではなくて
ちゃんと取捨選択をして、自分の興味のあるもの、
学びになるものを2〜3ぐらい手元に持ってこれたら
いいのです。
 
 
さらにいうと、人間面白いことに
ただで手に入れた情報というのは
価値を感じないものなのです。
 
 
お金を払ったり、
自分で勝ち取ったり、
時間をかけて学んだりした
情報というのは、価値を感じやすく、
記憶にも残りやすく、
実践するときにも役に立ちやすいのです。

 
 
もし、まだあなたが脳死情弱なのであれば、
まずは、能動的に積極的に情報を取りに行くことを
意識してみましょう。
 
 
与えられるものだけではなく、
自分の時間やお金や労力をかけて
手に入れるような形で、
自分の脳みその中に入れる情報を
ふるいに掛け、もっと質の良い脳みそ、
生活、人生を歩めるような
準備をするのがいいかと思います。
 
 
 

【2:情報量にビビるもやしタイプ情弱】

先ほどから申し上げている通り、
情報量は500倍程度に増えていると言われています。
  
 
そして、このタイプの情弱に
共通する発言が、こちら。
 
 
「わからないことが何かが、わからないです。」
 
 
これめっちゃ多い。
 
 
原因、対策、お教えします。
 
 
まず、このタイプのこの発言になるまでの
彼らの考えについてお話ししましょう。
 
 
これがわかれば、原因は見えてきます。
 
 
例えば、何かを学ぼうと思って、情報を調べるわけです。
脳死情弱ではないので、自分で調べようとする
意識はあるわけですね。
 
 
そうすると、先ほども言ったように
500倍以上にも情報量が増えているので、
それこそ高波が無防備な自分に向かって
ザッパーーーンと向かってくるようなものです。
 
 
想像してみてください。
 
 
夏の海、のんびり浮き輪につかまって
ぷかぷか浮いてたら。
 
 
突然沖の方から
とんでもないサイズの大波が!!!! 
 
 
「ひぇぇぇぇぇぇぇ!」
多分、情けない声を出して逃げると思うのです。
 
 
つまり、そういうこと。
 
 
その悲鳴っていうのが、
「わからないことが、わからないです」
ということ。
 
 
これが、原因です。
 
 
つまり、何の装備もなく、
準備もなく、いきなり高波に突っ込むから
逃げるしか方法がないわけです。
  
 
でも、よく考えてくださいね。 
  
 
情報に潰されて圧死した人って、います?
 
 
いないんですよ。
 
 
だから、”高波”程度なんです。
津波じゃないんです。
 
 
さらにいうと、高波を好む人たちもいますよね。 
 
 
そう、サーファー!
 
 
インターネットサーフィンとは
よく言ったもので、
飲み込まれないために
サーフボードを手に、
自ら波に突っ込んで行き、
「やっぱ最高だわ!」と
意気揚々と陸に戻ってくるわけです。
 
 
情報、という分野でお話しすると、
サーフボードが情報リテラシー、
波に乗る技術が論理的思考、
この2つで情報を掴み取って
無事帰還する(自分のスキルとなる)のです。

 
 
つまり、このタイプの情弱になってしまう原因は
・情報を選び取る情報リテラシーの欠如
・その情報が正しいのかを考える論理的思考

この2つのなさに原因があります。
 
 
そして対策は
・自分にとって必要な情報は何かを判断できるようになる
→自分の足りてないこと、装備、知識をある程度知っておくこと
・論理的思考を育てる。
→書いてあることをそのまま信じない。その言葉や表現の
裏にあることを理解し、その上で情報の良し悪しを判断する。

 
 
この2つです。
 
 
この2つが育っていないと、
たかが波だからと言ってバカにして、
砂だらけで陸に打ち上げられるかもしれないし
場合によっては怪我をして帰ってくるかもしれません。
 
 
さらに言うと、
最初から長い時間波に乗り続けなければ
ならない、と言うわけでもないのです。

 
 
自分の論理的思考が続く限り、でいいのです。
 
 
このタイプの人は、最初から全部わかろうとするのですが
そのジャンルのお話に疎かったり、
まだ初心者だったりするときに、それは無理な話。
 
 
疲れて波に乗れなくなって、
怪我して打ち上げられるのが関の山。
 
 
それなら、自分で時間を決めたり、
疲れたな、と思ったら休む、ぐらいでいいのです。
 
 

大事なのは、自分の脳みそがどう思っているか。

論理的に考えられなくなってしまったら、
「わからないことがわかりません」
になってしまうので、それを避け、
怪我をさけていれば、
そのうち一歩ずつ進んでいけるので、
それで何の問題もないのです。
 
 

【3:天上天下唯我独尊!俺様は仏様タイプ情弱】
 

実はこれが一番面倒なタイプ。
 
 
そして、一番本人のためにならない。
 
 
ポーカーってご存知ですか?
私はやったことないのですが、
経営者で、お金持ってて、地位もある人が
 
 
案外ポーカーで財産持ってかれちゃうんです。
  
 
ギャンブルだから中毒性が、と言うのもありますが
 
 
それより、大きいのは。
他人の忠告、アドバイスが聞けないからなのです。
 
 
そう、3つ目の情弱のタイプはこれ。
 
 
そのジャンルではただの初心者、
もしくは普通レベルでしかないのに、
他のジャンルで上手く行ってしまったものだから
「俺ならできる。」
と思い込んでしまい、他者をはねのけてしまうタイプです。
 

 
これが厄介なのは、他人を巻き込むところ。
そして、取り返しがつかないところまで来て
やっと気がつく、と言うパターンが多いこと。
 
 
さらに悲しいのが、
その人からどんどん人が離れてしまうこと。
 
 
アドバイスしてくれたり、
道を正してくれるはずの人が
愛想をつかして離れてしまうのです。
 

実は、情報を得たいと思っている場合
これが一番怖いことなのです。
 
 
”経験”に基づく情報というのは
普通に手に入る情報より、
相当価値のあることの方が
多いからです。
 
 
その人の知恵や、時間や、労力、
場合によってはお金を使って、
手に入った情報だからです。
 
 

「堕ちるところまで堕ちる」

のがこのタイプ。
 
 
そのジャンルに関して、あなたより知識量が少なかったり
知らない人から言われることは
ある程度聞き流してもいいのですが。
 
 
その道のプロや、あなたより上手い人の
アドバイスは、素直に聞き入れた方がいいのではと
私は思います。
 
 

 
さて、いかがでしたでしょうか。

面白いのが、この3パターン、
世代で分かれる、とか
このパターンは若い人が多い、とかが
ないのです。
 
 
ご高齢だろうが、若かろうが、
全く関係なく、全てに分布しています。
 
 
これからの世の中、情報弱者だと
お金は稼げないし、
シアワセな生活を送るのも難しくなるでしょう。
 
 
2000人もの人間を見て来て、
ここに気づけない人が本当に多かった。
 
 
パターンが見えて来たので、今回は
シェアさせてもらいました。
 
 
あなたは、どれかに当てはまっていましたか?
 
  

 
 
宮田

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