ビーガン?ヴィーガン??って、何者?
おそらく、この単語を初めて聴いたのは、今から5年ほど前、私がオーストラリアでイギリス人のシェフのアシスタントとしてパティシエシェフの勉強をしていた時だったと記憶する。
ケーキの上に乗せるデコレーションのナッツを飾っていた時、彼が私に話しかけた。「食文化はファッションだ、時代とともに入れ替わり、人はこぞって追っかける」と、彼は言っていた。
オーストラリアはもともと植民地だったことで、古くはフィッシュアンドチップスのような食文化をそのまま引き継ぎ、英語もスペルもイギリスの影響を多く受けているが、ここ20年ぐらいは急速に広まったフランチャイズのファーストフードの影響で、アメリカの影響も多く受けていた。
ビーガンは最近の流行であると、彼は言っていたが、肉を食べずに、菜食主義で貫く人は、ヨガの普及と同じように多くなってきた。一言で説明するとビーガンは卵や乳製品を含む、動物性食品をいっさい口にしない「完全菜食主義者」なのだ。
今日のインスタでおばたのお兄さんが、一カ月のビーガン生活で、3.8キロのダイエットに成功した記事を読んだが、私も真似をしたくなった。
彼はもともと細身で、スリムな体付きだったと記憶しているが、やせた後の写真と比較すると、やはり余分な脂肪が体についていたのが分かる。
自分の体重も年々、年を重ねるごとに同じように1キロずつ増えてきていることから、4キロ痩せれば、4年前の体重に戻れると確信している。
自分はお肉も好きで、卵も大好きだ。乳製品もよくとる。
これらをなくし、菜食主義に変えてみることは、かなり大きな生活の変化であろう。加工品を食べず、できるだけ自然のままを頂く。
まるで修行僧のように、肉気を断つのである。
具沢山の味噌汁を朝から取って、体を温める。そこから始めてみよう。
茄子と、ニラ、サツマイモ、カボチャ、玉ねぎを入れたお味噌汁を作ってみた。
明日の朝は一番の冷え込みになるらしい。冬の朝になるとの天気予報で言っていた。長袖のパジャマを今夜はまとっているが、健康的な生活の改善を明日からやってみよう。
まずは、一カ月。書いて、食への意識を上げ、記録することで行動を明文化していこう。よりよく生きるということは、しっかり体と向き合うこと。
自戒の念を込めて、まずは体を温める。