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夫婦仲を深めるための心理学的アプローチ

夫婦円満な結婚生活を送るために!!

同居生活経験あり、結婚生活9年目のひとみ。

お付き合い期間を合わせると四半世紀を夫と共にするひろみ。

2人の視点と合わせて、心理学的なアプローチ方法について考えてみました!

夫婦仲を深めるために有効なアプローチを知っていますか?

アンガーマネージメントって知っていますか?

アンガーマネジメントとは
「怒りという感情にどう上手に付き合っていくかを考える心理トレーニング」
のこと。
怒りを悪いものと捉えず、適切にコントロールすることができるようになることは、自制にも対人関係構築にも役に立つと、注目を集めてるんだって。

夫婦関係って、結局のところ対人関係だからね。


ザックリと言ってしまうと、自己理解、自分の本心を理解できていますか?
そして、それを素直に伝えられていますか?

これが、思っている以上に出来てないのよね(^O^;)
皆さんはどうですか?

心理学をその根幹とするアンガーマネジメントでは、人が怒る理由、およびその経過を2段階に分けています。


第一次感情と第二次感情の違い

①第一次感情

負の感情に支配され、強くストレスを感じている/ストレス反応を示している状態

※負の感情:不安・困惑・恐怖・悲しさ・寂しさ・辛さ・落胆 など

②第二次感情

許容範囲を超えてストレスが過度に蓄積されている状態

※負の感情が爆発し、怒って叱る・当たる、涙を流す、といったかたちに感情が姿を現す


こんな感じです。

これ、結構あるあるだと思います!

前に書いた記事のYahooニュースから、愚痴を抜粋してみました!笑


「家に帰ってきてもずっと仕事。それ以外はスマホばっかり。一緒にいて楽しくない」(40代)

こんな感じの不満を抱えたことある人っていませんか?
この場合に隠れているであろう第一次感情は・悲しさ・寂しさ・辛さ・落胆 などですね。

例えば…
・もっと話したりコミュニケーションをとりたいって悲しさや寂しさ
・体調的にも限界で手伝って欲しいって辛さや、それを理解してもらえない落胆や悲しさ
・私のことなんて、もう興味も愛情もないのかしら?って不安や悲しさ、寂しさ

とりあえず文面から第一次感情を予想してみました。笑
どれが正解か、はたまたこの中に正解があるのかは…本人にしか分からないことが多いです。


ここで1番重要なこと

自分の本心を理解、分析する

ここができないと、相手に伝えることも改善、歩みよることも難しくなってしまいます。


「第二次感情には必ず第一次感情が隠れている」ことを理解すること。また第一次感情に気づくことです。
第一次感情なしに、意味なく人は怒りを現すことはないのです。


怒りは一瞬のことで、制御できないことがほとんどです。
しかし、怒りの奥に他の感情があると知るだけでも対策が簡単になります

そして怒り以外の表現が可能になります。



『第一次感情で伝える』

これを意識してみるだけでも夫婦仲がよくなる気がします。

怒りの奥にある感情には、攻撃性がありません。


人により怒りを感じる一次感情に共通点があります。

さみしい時に怒りになる、悲しい時に怒りになる、心配な時に怒りになるなど、怒った時のことを思い出し、その奥にある感情を見つけてみましょう。


そして余裕があれば第一次感情の奥の本心と向き合ってみて欲しい。

例に挙げた第一次感情の奥の本心は…

好きな相手だから…

大抵はこんな方程式が成立します。

愛情があって期待するからこその、それが満たされない不満ですね。


大人になるにつれ、第一次感情に蓋をして素直な気持ちを表に出すのが下手になっている気がします(ー_ー;)

逆を返すと、素直な気持ちに蓋をする癖がついて自分の本心を相手に見せないだけでなく、自分の本心すらみえないくらいに気丈に振る舞うのが上手くなって…自分の本心と向き合うことが失くなっているようにも思います。


心理学的な視点も含めて、夫婦仲を深めてみるのも新しい発見があるかもしれませんね。


ちなみに、アンガーマネージメントは夫婦関係だけではなく、対人関係、子育てにも役立ちますので興味がある人はアドラー心理学関連の本なんかもおすすめです。

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