見出し画像

災害に強いキャンパスづくり-再生可能エネルギーを「創り」、「直流のまま蓄め」、「直流のままで送り」、「直流のままで使う」

金沢工業大学扇が丘キャンパスは学生の75%が県外出身者で多くの学生がキャンパス周辺に住んでいる。

地震等自然災害があっても避難所の体育館や24時間オープンの自習室が停電しないよう、太陽光で発電された直流を直流のまま地下通路を通じて送電。直流のままLED照明に使用している。

また地域の拠点避難所となっている体育館は断水しても水洗トイレが衛生的に使える「レジリエンストイレ」になっている。

扇が丘キャンパス DC電力網 概念図
【直流で創る】 太陽光発電(南校地20号館体育館(避難所)屋上)
【直流で運ぶ】DC1500V幹線
太陽光で発電された直流を直流のまま地下通路を通じて送電
地下通路の直流1500Vと直流380V
【直流で蓄める】蓄電コンテナ
【直流で使う】LED照明、ファンコイル(7号館自習室)
【直流で使う】双方向EVチャージャー、椿本チエイン製 V2X充放電装置「eLINK」

こうしたメインキャンパスでの取り組みは、白山麓キャンパスでの実証研究を経て実現された。

本日、この白山麓キャンパスでの取り組みについて以下のような話題をWEBで公開した。
これを機会にぜひご覧いただければと思う。




いいなと思ったら応援しよう!