白山麓にアサギマダラがやってきた
今日は勤め先の学校法人金沢工業大学が運営する国際高専の白山麓キャンパス前で行われたアサギマダラ マーキングイベントに行ってきました。
もともとは耕作放棄地だったところに、昨年、地元協議会の方々がフジバカマを植え、アサギマダラの休憩地として整備したものです。隣接して「道の駅瀬女」があるので、こちは蝶の"道の駅"「アサギマダラ 空の駅・白山」と名付けられました(きっとそうだと思います)。
今年は国際高専の2年生のチームがアサギマダラの「集客力」をベースに新規事業としてアサギマダラビジネスを考え、アサギマダラのオリジナル商品を企画製作し、露店販売を行いました。農業法人ビジネスを疑似体験することで、英語でテクノロジーを学ぶだけでなく、ビジネスプロセスも実践しながら学ぼうとする取り組みです。
今日はあいにく朝から雨でしたが、イベントには多く子供たちが参加しました。
オリジナル商品も関心を集めました。
左前方にあるボードも学生が製作しました。今まではアサギマダラの調査結果を掲載するwebは数字が中心だったそうで、より多くの方に関心を持ってもらえるよう、航空路線図のように見える化した力作です。
さて肝心のアサギマダラですが、実はおとといあたりから飛来するようになったそうです。
彼岸花もそうですが、秋分の日に近づくにつれ、目にするようになるのは実に不思議なものです。
雨が降っていたのですが、どことなく柔らかな空気感がでました。
ある方がこの写真をご覧になってステンドグラスのようだとおっしゃっていましたが、なるほどと思います。
この数週間出会えなかったアサギマダラがやっと撮れました。顔つきがちょっと怖いですが。