クラブW杯2025シアトル会場「ルーメン・フィールド」を調べてみた
クラブW杯2025に向けて、レッズサポーターの皆さんはサポーター用チケットの購入を済ませましたか?
このページでは、浦和レッズが予選第一試合・第二試合を行う会場である、シアトルの「ルーメン・フィールド」スタジアムについて調べた内容をご紹介します。
クラブW杯の浦和レッズの試合情報をおさらい
浦和レッズはクラブW杯において、予選3試合を下記の対戦相手・開催スタジアムで試合を予定しています。
試合スケジュール
第一試合
日時:6月17日(火) 12:00
対戦相手:CAリーベル・プレート 🇦🇷
開催地:シアトル
開催スタジアム:ルーメン・フィールド第二試合
日時:6月21日(土) 12:00
対戦相手:インテル・ミラノ 🇮🇹
開催地:シアトル
開催スタジアム:ルーメン・フィールド第三試合
日時:6月25日(水) 18:00
対戦相手:CFモンテレイ 🇲🇽
開催地:ロサンゼルス
開催スタジアム:ローズボウル
そのうち、第一試合・第二試合を行う予定のシアトルの「ルーメン・フィールド」について、その特徴やアクセス等について調べたので、その内容を紹介します。
ルーメン・フィールドの概要
まずはルーメン・フィールドの基本情報について見てみます。
名称:ルーメン・フィールド / Lumen Field
所在地:アメリカ合衆国 ワシントン州 シアトル
設立年:2002年
収容人数:67,000人
ルーメン・フィールドは、NFLのシアトル・シーホークスの本拠地であり、MLSのシアトル・サウンダーズFCのホームスタジアムとしても利用されているスタジアム。アメリカンフットボールやサッカーをはじめ、その他コンサートなどさまざまな用途に対応した多目的スタジアムとなっています。
2002年8月に開業とのことなので、埼玉スタジアムとほとんど同時期に作られたスタジアムです。収容人数は68,740人で、こちらは埼玉スタジアム(収容人数:63,700人)よりやや大きい規模となっています。
今回の2025年クラブW杯では、浦和レッズの2試合を含む計6試合が開催される予定です。また、2026年FIFAワールドカップの試合会場にも選ばれているスタジアムです。
クラブW杯でのルーメン・フィールドの座席
続いて、座席についてです。
クラブW杯での浦和レッズの試合時、ルーメン・フィールドの座席種類は以下の画像のようになっています。
浦和レッズは予選第一試合・第二試合ともに「アウェイ」扱いとなり、南側(画像右側)の配置となるようです。
ルーメン・フィールドのエリア
ルーメン・フィールドの所在地を見てみましょう。
このスタジアムは、シアトル市の中心部に位置し、ダウンタウンの南端にあります。公共交通機関や高速道路からのアクセスが非常に便利な位置なようです。
住所:800 Occidental Ave S, Seattle, WA 98134, USA
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ルーメン・フィールドの最寄駅
次に最寄駅ですが、ルーメン・フィールドの最寄駅は、次の2駅となっています。
インターナショナル・ディストリクト駅(International District/Chinatown Station)
Googleマップはこちらスタジアム駅(Stadium Station)
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どちらも「リンクライトレール」という路線上にあり、シアトル空港とダウンタウンを結ぶ電車です。このため、空港や市内中心部からのアクセスが容易と言えるでしょう。
なお、上記2駅よりもさらに近い距離に「キングストリート駅」があります。ただし、この駅は長距離列車専用の駅です。シアトル市内からルーメン・フィールドへ向かう場合は、インターナショナル・ディストリクト駅またはスタジアム駅を利用するのが便利です。
一方で、バンクーバーなど遠方から直接ルーメン・フィールドに向かう場合は、キングストリート駅が最寄駅となるため、状況に応じて使い分けてください。
インターナショナル・ディストリクト駅からの経路
インターナショナル・ディストリクト駅からルーメン・フィールドの敷地までは約500m、徒歩でおよそ7分の距離です。
道の選択肢もいくつかあり、迷うことはほぼなさそうです。
スタジアム駅からの経路
スタジアム駅からルーメン・フィールドの敷地までは約650m、徒歩でおよそ9分の距離です。ただし、敷地内に入ってからスタジアムまでにシアターを超えて歩く必要があり、全体で約15分ほどかかると思われます。
インターナショナル・ディストリクト駅よりは少し遠いですが、予選第一試合・第二試合で浦和レッズの座席が南スタンド側に配置されることを考慮すると、スタジアム駅で降りて向かうのが便利かもしれません。
主要エリアからルーメン・フィールドへのアクセス
シアトルの主要エリアからルーメン・フィールドへのアクセス方法を確認してみましょう。どの主要エリアからでもアクセスしやすいのが特徴です。
ダウンタウン(中心部)
距離:約1.5 km
交通手段:徒歩(約15~20分)、車(約5分)パイク・プレイス・マーケット / Pike Place Market
距離:約2 km
交通手段:徒歩(約25分〜30分)、車(約5〜10分)シアトル・タコマ国際空港 / Sea-Tac Airport
距離:約20 km
交通手段:リンクライトレール(約30分)、車(約20~30分)ウォーターフロント(エリオット湾沿い)
距離:約1.5 km
交通手段:徒歩(約15分)、車(約5分)スペースニードル / Space Needle
距離:約4.5 km
交通手段:車(約15~20分)、モノレール+徒歩(約20~30分)ユニバーシティ・ディストリクト / University District
距離:約9 km
交通手段:リンクライトレール(約15分)、車(約15~20分)
ルーメン・フィールドスタジアムツアーに訪れた方のポスト
昨年、サンフレッチェ広島のサポーターの方がルーメン・フィールドのスタジアムツアーに参加されたそうです。
ポストのツリーでは、スタジアムの立地や座席からのピッチの見え方・構造について紹介されています。
興味のある方は、ぜひこのポストのツリーをご覧いただければと思います。
ルーメン・フィールドの写真付きポスト
ルーメン・フィールドのイメージがつきやすいようにX上のポストを掲載します。
ルーメン・フィールドの興味深いエピソード
ルーメン・フィールドを調べていく中で興味深いエピソードが2つあったので共有します。
音が反響しやすく、ギネス記録が出されたスタジアム
写真付きポストをご覧いただけると分かりやすいのですが、ルーメン・フィールドのメインスタンドとバックスタンドの屋根は大きくスタンドを覆っています。
埼玉スタジアムと同様の構造ですが、観客席に対して屋根がより近く、低い位置で覆っているように見えます。
その影響もあり、シアトル・シーホークスのファンによる、ルーメン・フィールドでのクラウドノイズ(攻撃チームの指示を妨害するために守備チームのファンが出す大きな声)は、2014年にその大きさがギネス記録に認定されたとのこと。(参考)
シーホークスファンが熱狂的ということも一因ですが、このスタジアムが音を響きやすい構造であることも、記録の要因と言えるでしょう。
浦和レッズのサポーターとしては、このスタジアムの構造を味方に付けて、より一層迫力のある応援をしたいところですね。
テイラー・スウィフトのライブで揺れが観測される
2023年に行われたテイラー・スウィフトのライブでは、観客の熱狂が引き起こした揺れがマグニチュード2.3を記録したそうです。この現象は、ファンの熱気がスタジアム全体を揺るがすほどの迫力を生み出した証拠といえるでしょう。
クラブW杯でルーメン・フィールドを訪れる浦和レッズサポーターも、この記録に負けじと熱気を帯び、揺れを発生させるような圧倒的な応援を見せたいものです。
6月のスタジアムで、我々の声援と情熱がまさしく「世界を揺らす」瞬間を生み出せるか、今から期待が高まりますね。
まとめ
以上が、浦和レッズの予選第一試合・第二試合が開催される、「ルーメン・フィールド」について調べた内容です。
このスタジアムの特徴やエピソードを通じて、現地での試合観戦への期待が少しでも高まっていただけたら幸いです。
今後もこのnoteでは、浦和レッズやクラブW杯に関する役立つ情報を随時お届けしていきます。情報を収集しつつ、応援の熱を高めていきましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。