シスイ

発達障害とうつと暮らしている。何となく思い浮かんだことを書き連ねていきます。ボードゲームでよく遊びます。コミュニケーションは漸化式。

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発達障害とうつと暮らしている。何となく思い浮かんだことを書き連ねていきます。ボードゲームでよく遊びます。コミュニケーションは漸化式。

最近の記事

それって本当にPRしてる?

世の中さまざまな広報活動があると思う。 その中で、『それ本当に良いプロモーションか?』と思ったものがあったのでなんとなくそれっぽく考えてみたいと思う。 それは同ジャンルに括られる新商品をトーナメント式に競わせ、投票や応援を促しながら知名度を上げていくというものだ。 なるほど、企画としては面白い、と思った。 けれど、トーナメントにノミネートされている品々を見て私は疑問を持った。 そこに並んでいたのは、大枠のジャンルこそ同じものの、全く別の性質を持つものばかりが組み合わせられ

    • 【TMS治療】発達障害の治療を受け始めた話。

      先日QEEG検査というものを受けにいって、自分の脳について知った私です、 こんにちは。 今回はそれに引き続いてTMS治療というものを受けた話を記録していこうと思います。 受診を考えてる発達障害をお持ちの方や、その周囲の方の参考の一助となるなら嬉しいですし、ならなくても「こんな世界もあるんだなあ」とみてもらえればうれしいです。 そもそも「TMS治療とは何ぞや?」という話ですが、こちらは簡単に言えば大脳を直接刺激して機能を活性化させる治療だそうで。 直接刺激、といっても当然頭

      • 最近はずっと桃鉄と遊んでいる話

        桃鉄はいいぞ。桃太郎伝説は遊んだことがないですが、桃太郎電鉄は子どものころに遊んでからちょこちょこ遊んでいます。 そして令和の今、新作が出て遊び倒しています。 倒しているというか、倒されています。 桃鉄は地理を学べるだけじゃなくて、いろいろなことを教えてくれる気がします。 子どもでも大人でも楽しめる、最高のゲームだなって思います。 回し者ではないですが、そう言われてもいいくらい私は桃鉄を褒めるぞ。 推しポイントその1 何といっても地理を学べる。 日本の各都市の場所を覚えら

        • 【QEEG検査】数値的に発達障害を診断してもらいに行った話。

          私は二年ほど前から広汎性発達障害という診断をもらって、自立支援医療の制度などを使いながら通院生活をしています。 とはいえ、薬を飲み月に一度くらい通院する以外は、健常者と呼ばれる方と同じような生活です。 強いて言えば少しばかり疲れやすかったりコミュニケーションに難があるというところでしょうか。 「たいしたことないんやな」と思ってもらえたら幸いというか、不幸というか。 私は努力して「クセはあるけど何とか普通」であろうとしているので、その方が嬉しいです。 ただ、発達障害の診断が

          思わず「やめて!」と思ったサプライズ婚活女子の話

          先日ゲームマーケットという大きな即売イベントに参加してきたのですが、その時の感想をツイートで見ていたときのこと。 とある出展者さんが売り子さんとのちょっとしたエピソードを投稿していました。 その内容はイベントが終わり解散してから鞄を見たら、可愛らしいメモに手書きのメッセージがついた、ちょっとした差し入れが忍び込んでいたというもの。 可愛くて、こんなふうに素敵な演出もできる子の婚活がうまくいってないなんて!見る目がないぞ、とちょっとコミカルにまとめてありました。 これを見て

          思わず「やめて!」と思ったサプライズ婚活女子の話

          ボードゲームでスキルがゲットできそうだなあという話。

          私は広汎性発達障害というやつを持っています。 言葉の裏を読んだり、計画通りに行動するのが苦手というべきでしょうか。 何にせよ、インタイムはできてもオンタイムはできない。 オーバーすることはできてもジャストは難しい、というように、「適切な行動」というものにとてもカロリーを必要とする人種なわけです。 そんな私がボードゲームにはまってから少しはまともになったなあ、と思うのです。 ボードゲームそのものの特性や構造でスキルアップできていたり、もしくはボードゲームを通して出会えて人た

          ボードゲームでスキルがゲットできそうだなあという話。

          人生の伴侶もゲットできる系ボードゲームのススメ

          #心に残ったゲーム は、おそらく名作デジタルゲームの記事で彩られるので、ひとりくらいアナログゲームのことを書いても許されるだろうということで書いてみることにします。 その名も『Splendor(スプレンダー)』、邦題は『宝石の煌めき』といいます。 パッケージにもそのものずばり宝石(を加工しているおじさん)が描かれています。 これ、どういうゲームかというと、よりレアな宝石を買うためにチップやカードを買ったり手放したりして、高得点をとった人が勝ちというシンプルなルールのゲーム

          人生の伴侶もゲットできる系ボードゲームのススメ

          「どうせ」という心の保険をうしなった広汎性発達障害の私の話

          子どものころはいろいろなものに興味を持つものだ。私は障がい特性も相俟ってたくさんのことに気を取られたり欲しがったりした。 そのたびに大人にそれが欲しいというのだけれど、うちは石油王でも富豪でもない田舎の家だったので、当然すべて望み通りとはいかない。 だから諦めなくてはいけなかったり、我慢しなくてはいけなかったりすることがたくさんあった。 ねだっては断られ、望んでは窘められることが続くのは強いストレスだったし、だんだん諦観も入ってくるようになる。 いまならば障がい特性のような

          「どうせ」という心の保険をうしなった広汎性発達障害の私の話

          「こんな女は同性に嫌われる」という話

          別に毒のある話をしたいわけではないけれど、何となく書いてみたいと思ったので話題にあげてみることにした。 恋人をとられたとか、特定の女性タレントが嫌いだとかでもないし、深い意味があるわけでもない。 強いて言えば何となくイラっときた女を二、三人見かけたからだ。 『「女はこうだ」って一括りにしないでください!』と口角泡を飛ばしてくる方々には、先にお断りしておくが、これはあくまで私の主観でしかありませんので悪しからず。 ちなみに余計なお世話でしかないが、こういう話題でやいのやいの騒い

          「こんな女は同性に嫌われる」という話

          男女の友情は成立するのかという話

          結論から言えば、私は「男女間の友情は成立する」と思います。 ただし、きわめて狭い条件のもとで。 というのも、性別を問わず気が合う人はいるし、同じ趣味の人もたくさんいるわけです。 充実したプライベートを過ごすためにも趣味や娯楽は大切だと思っているので、そのためにいろいろな人と知り合うのはアリなのではないかなと。 その中で異性と知り合うことも当然あるでしょうし、一番話が合う人がその異性である可能性もままあるんじゃないでしょうか。 私はダーツやポーカーやボードゲームをたしなみま

          男女の友情は成立するのかという話

          「ジェンダーバイアスをなくすべき」というジェンダーバイアスの話

          少し前に、というか、頻繁にジェンダーに関する問題は起こっている。 Twitterなんかでは学級会のように意見が取り交わされている。キャッチボールよりドッジボールというか、私見のぶつけ合いともいうかもしれないけど。 個人的には「いいジェンダーバイアス」や「許容範囲内のジェンダーバイアス」はあると思う。 だってその基準は主観だから。 「全部だめ!」も「全部オッケー!」も主観だから。 「女の子が選ぶ色は赤やピンクだろう」というのも、まあ、そういう主観の人が多くて一般化したものだ

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          「デキる人の仕事術」とかの自己啓発系に潜むワナの話

          自己啓発本とか、仕事術とかの本のタイトルってすごく似てるじゃないですか。 「デキる人の手帳術」とか「デキるひとはみんなやってる仕事の極意」とか。 はたまた「入社一年目で○○万円売り上げた営業の仕事術」みたいな。 これってデキる人の成功体験から学んで俺たちも「デキるヤツ」になろう!みたいなことなんだろうけども、 ふと冷静になると、逆じゃない?と思うことがある。 ×「○○している人がデキる人になる!」 〇「デキる人が○○を使いこなしている」 こういうこと。 デキる人はデキ

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