建築士試験の勉強法
こんにちは!士試験塾です!
今回は建築士試験の勉強法をお伝えいたします。
参考にしていただけると嬉しいです。
過去問を解く
一番重要なので初めにお伝えします。
資格試験において過去問は今までの傾向を知ることができ、対策ができる唯一の材料です。
どのテキストも過去問をベースに作られています。
過去問を解けば試験元が求める知識を知ることができます。
建築学はとても幅が広く、一級建築士を合格した私でも知らないことばかりです。
しかし、建築士となるために必要な知識、技能を過去問から知ることができます。
なので、テキストを読む前に過去問を解いてみる事をお勧めします。
基礎知識のインプット
過去問を一度解いたらいよいよテキストを使用し、インプットの開始です。
初めは過去問でこんな問題あったなーぐらいで読み進めて大丈夫です。
2週目を読み進める際には一つずつインプットしていきましょう。
インプットとはただの暗記ではなくしっかり理解する事です。
なぜその寸法になるのか、なぜその施工方法となるのか全て意味があります。
ただの暗記では、実務でも知識を使えず苦労します。
理解することに重きを置いて学習しましょう。
アウトプット
インプットをしたらアウトプットをしないと知識が定着しません。
問題を解いたり、他の人に教えたりすることで知識が定着しやすくなります。
特に、他人に教えるというのはものすごく頭に定着します。
他人に教えるときは本質を理解していないと教えられないですよね。
例えば、保育園のほふく室と保育室の必要面積基準を教えるときに
3.3㎡/人と1.98㎡/人という数字を覚えていても、なぜその基準となっているのかを聞かれて答えられますか?
暗記だけだと答えられないです。
では本質の理解とはどういうことでしょうか。
先ほどの例でいくと、ほふく室はほふく運動をしやすくするための部屋です。狭かったらはいはいしにくいですよね。子供の成長を妨げる要因にもなります。そして、保育室は歩行等の運動ができるようになった子たちの部屋です。ほふく室ほど広くなくても良いですよね。絵本を読んだり、積み木などのおもちゃで遊んだりする部屋なのでほふく室よりも狭い基準となっています。
かといって広いのがダメということではないです。最低限必要な基準を定めているのでこれ以上広くても快適に過ごせるのなら大丈夫です。
建築士試験で問われること
建築士試験は建築士として働くために最低限必要なことを知ってほしい知識を問う試験です。
実務ではもっとこうしたほうがいいということがたくさん出てきますが、当たり前です試験では最低限の基準を守ってほしいという意味も込められています。
特に、法規、構造はそうですよね。告示を使えば法令を緩和出来たり、より効率的な構造とすることができたりと実務ではいろいろなことがあります。
建築学の奥が深い理由ですね。なので、試験では最低限守ってほしい、知っていてほしい基準を問います。
このことを念頭に学習を進めてください。
まとめ
ここまでざっくりとした勉強法をお伝えしました。
過去問で試験を知り、知識をインプットし、問題を解くことでアウトプットする。という流れがとても重要となるためぜひ一度試してみてください。
前回、私は1月中旬から勉強を始めるといいと言ったためこのタイミングで勉強法をお伝えしました。
こんな勉強法があるんだと頭に置きながら勉強する準備をしていきましょう。
まだまだ焦る時期ではないです、自分のペースで頑張りましょう!