セミは8月と分かって地上に出てくるだろうか
8月が近づいて、セミが鳴き始めた。
セミはもうすぐ8月だと分かって鳴いているんだろうか。
7年※も地中にいたら、3ヶ月くらいズレた日に地上に出てきちゃうやつもいるんじゃないだろうか。
※実際、7年も地中にいるセミは日本にはいないそうです。
そのへんによくいるアブラゼミで3年くらい。
え?半分以下なの?と思ったけど、3年でも長い。
7年、訂正して3年も地中にいたら、2,3ヶ月くらいは誤差の範囲内じゃないだろうか。
だから8月に出てこようと思っていても、5月に出てきちゃうこともあるんじゃないか。
セミについては全く詳しくないけれども、5月だと気温の関係で出てこないのかもしれない。
だとすれば、梅雨をすっ飛ばしてやってきた6月、7月の暑い日に地中からわんさか出てきてもいい気がする。
実際、7月に多少は気の早い個体もいたと思う。
けれども、ぴょこっと出てきてしまった個体はわずかで、やはり8月が近づいたここ数日でセミの声が急に大きくなった。
ニンゲンには分からない時間感覚が存在しているんだろう・・という、やや考えることをあきらめたような落としどころとしておきます。
ニンゲンというか、自分がセミだったら・・と考えると、周りと地中から出るタイミングを合わせようとして、合わせようとし過ぎてへんなとこで体力を使って地上に出れぬまま死ぬタイプだと思いました。
へんに想像して、へんに死なせてしまった。
せつない。