●縮小する家族・拡大する家族~社会保障を担う“家族”という含み資産

※月3、4回のペースで、クリッピングをブログ上で公開しています。
(ブログ:詩想舎の情報note http://societyzero.wordpress.com/ )

cakesさんの「note」でもこれから公開していきます。まずは今年、2014年の1月から。順次キャッチアップしていきます。

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140221 PM

┃Post Modern あるいは再編成されるLife(生活/生命/人生)
環境、ケア、家族、地域、仕事、消費、教育、社会保障、時間など

●縮小する家族・拡大する家族~社会保障を担う“家族”という含み資産
http://www.nli-research.co.jp/report/researchers_eye/2013/eye140217.pdf
「アコーディオン・ファミリー」:進学や就職で一旦親離れした子どもが、その後の就職や離職により親との同居を再開するなどの、「縮小と拡大」を繰り返す成人した子どもと親からなる家族。

●親元暮らしという戦略 キャサリン・S・ニューマン著 6カ国での未婚者の生活を分析 
 http://www.nikkei.com/article/DGXDZO65873900V20C14A1MZC001/
「親という資源」。あるいは「親というセーフティネット」。「特に、若者に対する社会保障が充実する北欧では親同居未婚者はほとんどみられないのに、それが貧弱な日本や南欧、アメリカでは低収入の若者は親以外に頼るところはない」。

●地域資源としての地理的表示:21世紀の国土・自然資源管理
http://www.murc.jp/thinktank/rc/quarterly/quarterly_detail/201401_59.pdf
地域活性化と地域資源、なかでもその表象としての「地理的表示」について。地理的表示は、TPPとも関係がある。EUとのFTA交渉を進めるにあたって取り入れている国も増えてきている。石川県能登町、沖縄県恩納村、埼玉県神川町の地域振興事例を対象に、それではこういった地域で本当に、「地理的表示」といったグローバルな潮流に対応が可能なのかを検討した。

●地域団体商標2013
http://www.jpo.go.jp/torikumi/t_torikumi/tiikibrand.htm
地域ブランド確立のための動きを支援する、「地域団体商標制度」について。平成25年9月末現在、登録件数は551件。

●欧州中小企業から学ぶ販路開拓事例(食品編)(2013年10月)
http://www.jetro.go.jp/jfile/report/07001495/07001495.pdf
地理的表示がブランドを守るために活用されている事例が掲載されている。伝統製法マスタードのブランド名の定着に注力(ドイツ) /スイス産グリュイエールチーズ/地理的表示やグルメ界の重鎮を国外進出に活用(ギリシャ) など。

●清酒業界の現状と成長戦略~「國酒」の未来
http://www.dbj.jp/pdf/investigate/etc/pdf/book1309_02.pdf
単に名が売れればいいのではない。一つのブランドが国内で広く認知され、さらには海外で売れていく過程で品質、商品への信頼性確保が重要。その信頼担保という観点からも「原産地呼称」「地理的表示」の保護制度がカギ。

●ワーク・ライフ・バランスGoodプラクティス集
http://www.gender.go.jp/policy/men_danjo/pdf/symposium/kyushu_chirashi.pdf
マイクロソフトやグーグルが採用しているような、「企業経営において長時間労働がマイナスである」との認識にはまだまだ日本は遠い、が。

●MSやグーグルが「長時間労働」を忌避する理由
http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20140210/259537/?rt=nocnt
時間概念の変革。労働時間に対する既成概念を突破して成長しようとする企業が、少しずつだが増えている。

●高スキル労働者の転職行動
http://www.boj.or.jp/research/wps_rev/wps_2014/data/wp14j03.pdf
「技術職」、「専門職」、「管理職」の3職種について、転職パターンの違いや転職による賃金の変化について分析。分析の切り口として、転職後の産業・職種の性質が転職前と比べて、どの程度近いか(「スキル距離」)を計測してみたが、「管理職」は「スキル距離」が遠い職種へ転職する傾向がある。一方、「技術職」と「専門職」は「スキル距離」が近い産業や職種へ転職する傾向が強い。その一方で、転職後の賃金については、「技術職」の方が高まる傾向。大企業からの転職は賃金低下を惹起し、企業規模が大きいほど、転職率は低下する。「図表3 わが国の転職市場」以下のデータは貴重。

●基本的モラルと社会的成功
http://www.rieti.go.jp/jp/publications/dp/14j011.pdf
面白い研究。「躾」が「評価」に与える影響。労働市場の評価に大きな影響を与える躾は、4つの基本的なモラル(「うそをついてはいけない」、「他人に親切にする」、「ルールを守る」、「勉強をする」)だった。ここでの「評価」はおおむね「賃金」を指す。

●斎藤主幹が聞く 暴論?正論?:「高学歴・低学力を憂う」山崎正和氏
http://www.jcer.or.jp/column/s-saito/index560.html
学校で教科として道徳教育をすると、イデオロギー教育をすることになりかねない、しかし、(義務)教育とは半ば以上、詰め込みでなければならない/高校の授業料無償化は誤り/大学の数は40校程度が適正規模。それが知的基盤社会の確立につながる、と。


◆電子書籍:
情報note|知のパラダイムシフト2014年12月二号 [Kindle版] 
http://www.amazon.co.jp/dp/B00QPD841S/sasazamani-22/
◆ブログ:詩想舎の情報note | http://societyzero.wordpress.com/ 

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