●ベルナール・スティグレールの主著『技術と時間――映画の時間と〈難−存在〉の問題』読解
※月3、4回のペースで、クリッピングをブログ上で公開しています。
(ブログ:詩想舎の情報note http://societyzero.wordpress.com/ )
cakesさんの「note」でもこれから公開していきます。まずは今年、2014年の1月から。順次キャッチアップしていきます。
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140131 PM
┃Post Modern あるいは再編成されるLife(生活/生命/人生)
環境、ケア、家族、地域、仕事、消費、教育、社会保障、時間など
●ベルナール・スティグレールの主著『技術と時間――映画の時間と〈難−存在〉の問題』読解
http://borges.blog118.fc2.com/blog-entry-1745.html
道具とその裏側にある技術のことを想え、と。なぜなら道具や技術が我々の思考の大本を規定しているのだから。「タイプライター」で評論を書く、「鉛筆」で評論を書く、そして「Macの最新機種」で評論を書く、「今日においては「メディアの形式」が、人間の認知構造の「組成の配列」を根本的に決定付けている」。しかもそれらメディアが産業論の中でしか議論されていない。資本主義、市場原理のメカニズムの中でその趨勢が決せられている点を、社会はどれだけ意識できているか、と問う。
●「時間設計」という概念について
http://www.suikon.or.jp/suikon/vol.47/suikon47_021.pdf
「建築の世界ではともすると空間設計だけに目が行きがちで、時間軸に沿って計画や設計に取り組むことは体系的に整理されていなかった」。その整理の試み。
●いま、求められる「対話する力」~ダイアログ型社会とディベート型社会
http://www.nli-research.co.jp/report/researchers_eye/2013/eye140127-2.pdf
「全員が同意できる「正解」がない場合も、「理解できないけれど納得はできる」ことがある」。
●「罵倒ではなく本質的な対話を」 プラネタリウム・クリエーター、大平貴之さん
http://news.biglobe.ne.jp/domestic/1029/nico_131029_3887135100.html
「サイエンス・コミュニケーション」の観点から、プラネタリウムと原発を論じた。
●宗教倫理学の展望と宗教者の役割──エネルギー政策を語るために
http://www.kohara.ac/research/resume20140111.pdf
「伝統的共同体には、相互犠牲のシステムが組み込まれていた。 (しかし共同体を壊すことで成立した)近代国家は、その信頼関係を別の形で作らなければならなかった(→ナショナリズム)。(そこでの) 課題:「犠牲」の意義をいかに健全に保つか、また、拡張できるか(国家的価値に回収されない拡張性・公共性)」。
●合意形成と「情報共有」について
http://www.iges.or.jp/jp/scp/fairdo/pdf/activity20130927/2_presentation2_date-city.pdf
「教室方式」から「円卓方式」への転換を訴える。「車座」を成功させるには、「想像力」と「創造力」そして「沿う増力」、と。
●福岡県を訪れる外国人観光客の特徴について
http://www3.boj.or.jp/fukuoka/topics/topics2509.pdf
福岡県の作戦。「福岡空港のアクセスの良さ」と「福岡県の食」という魅力を活かしながら、更に福岡県が満足度で上位にランクインしていない「撮影スポット」の満足度を高めること。
●北海道の観光における課題等について
http://www3.boj.or.jp/sapporo/pdf/jikei26/report2013121.pdf
泊り客数の低減が課題。またそのピーク(8月)とボトム(4月)の落差の激しさが品質の低下と売り上げ減をまねている。すなわち、ボトム期は安売り競争、また従業員の非正規化が理由となる顧客不満足懸念、など。
●旅行者と地元の人の行動パターンの違いが一目でわかる世界の大都市地図
http://dailynewsagency.com/2011/05/27/locals-vs-tourists/
位置情報を長期間同じ都市で写真を撮影している「地元の人」、短期間で移動している「旅行者」に分けて集計してみた。
★The 15 Fastest-Growing Megacities [CHART]
http://mashable.com/2014/01/29/megacities-growth-chart/?utm_medium=feed&utm_source=rss
人口の成長予測データを使って都市を分類した。2050年にかけ人口1千万人を超え成長を続ける「メガシティ」は25存在する。
●2050年「5つの仮説」:そのとき都市は何を必要とするのか?
http://wired.jp/2014/01/25/five-hypothesis-for-cities-in-2050/
他の地域より都市部において、平均寿命がより長くなるのは、主に都市それ自体に理由がある/ 非対称性 Asymmetric Mobility:「新しいコネクション、新しい可能性、新しい効率性」/(ただし)都市は、人類が生み出した最も複雑な構造物。「悪しき複雑性は、連鎖的な破綻を引き起こしてしまう」/mobility:19〜20世紀という時代を特徴づけるのが、地方から大都市への人口移動・移住だとしたら、21世紀は、都市から都市への移住の割合が増えていく/寛容性 Generosity:「才能が集中する都市はサステイナブルな成長を遂げる」。
●厚生労働省の調査による、金持ちとそうで無い人の生活習慣の違いが面白い
http://bylines.news.yahoo.co.jp/nagaeisseki/20140127-00032040/
「正しい生活リズムで健康に気を配り、交友関係が広く、野菜を食べてタバコを吸わない人がお金持ちの集団に多い」?
●日本のクラウドファンディングの現状と課題 - DIGITAL GOVERNMENT & FINANCIAL TOPICS
http://e-public.nttdata.co.jp/topics_detail4/id=936
寄付型/購入型/貸付型/投資型の四種類がある。
●READYFOR?をもっと知る
https://readyfor.jp/about_more
購入型クラウンディンファンド。例えば、本を作りたい!と思った実行者は、本を製作するために必要な資金を集め、支援者に対して、支援金に応じて、でき上がった本を返す。
●ポイントリターン型クラウドファンディング ~ウェブストアを融合させた新しい形のクラウドファンド~
http://www.boj.or.jp/announcements/release_2013/data/rel131213c3.pdf
「日本では、金融商品取引法に基づく第二種金融商品取引業への登録が煩雑であり、また、投資家保護等の法整備が進んでおらず、「投資型」を運営することが難しい。そのため、購入型が主流となっている」。しかしそれが日本でクラウドファンディングが成長していかない理由ともなっている。この打開策としての「ポイントリターン型」。
●『NPO法人 樹木・環境ネットワーク協会』に、あなたの「いいね!」や「シェア」だけで支援金を届けられます。
http://gooddo.jp/gd/group/shu/
アクションが活動支援金となり、NPO/NGOに代表される社会貢献団体へ届けられる仕組み。
◆電子書籍:情報note|知のパラダイムシフト2014年12月一号
http://www.amazon.co.jp/dp/B00QFOM1GQ/sasazamani-22/
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