C:技術で/技術が/技術を(ICT:産業・法・制度論と技術文化論)【2014年9月から10月刊行分より(3)】

※電子書籍『情報note|知のパラダイムシフト』 [Kindle版]  の内容をカテゴリー単位に編成しなおし、日次で配信・公開していきます。お楽しみください。

●登場して7年:iPhoneの歴史――12の転機(前編) http://eetimes.jp/ee/articles/1409/12/news063.html
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2007年1月9日:iPhoneの誕生/2008年10月22日:iPhone対Androidの競争が始まる/2010年5月27日:iPhone製造工場での労働環境が問われる/2010年6月21日:「iOS 4」のリリース(マルチタスクの実現)/2010年7月2日:アンテナゲート問題/2010年9月9日:アプリのガイドライン。

○Industrial InternetとIndustry 4.0にみる製造業へのITインパクト http://it.impressbm.co.jp/articles/-/11707
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1.Machine Centric:機器自身にIoTやビッグデータの発想に基づいた機能を標準装備する/2.Industrial Big Data:実体である機器情報や環境情報をデータとして吸い上げ、それを分析し最適化・効率化を図る/3.Modern Architecture:機器、データ、人を有機的につなぐアーキテクチャ/4.高可用性と、セキュリティ対策。これが「Industrial Internet」。もうひとつ。Industry 4.0は、CPS(Cyber Physical System)による変革。そこではPaaSが差異化要因に。

●MIT石井裕教授が提言。「ICT敗戦国」日本を生きるクリエイターに必要な2つのこと http://wired.jp/2014/07/30/mit-ishii-evernotedays/
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日本はかつて、「素晴らしいデヴァイスを作っていましたが、もうデヴァイスの時代ではありません。大事なのはエコシステム、アーキテクチャーを考える力。この戦略です」。キーワードは2つ。「ヴィジョンドリヴン(=理念駆動)」と「アウフヘーベン(=止揚)」。なぜなら「テクノロジーは1年スパン、ニーズは10年スパンで変わるが、理念は100年生き続ける」から。「「独創」というのは境界に生まれる。バウンダリーあるいはエッジですね。違った次元の分野、あるいはフィールド、相手とぶつかるところ。アートとサイエンスがいい例」。

●電子立国は、なぜ凋落したか - 100年ぶりの通信自由化がもたらしたもの(上) http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/column/14/090800063/090900001/
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電気通信は19世紀の米国で、民営事業として始まった。ところが日本では、電信も電話も放送も、国営で始まり、技術は海外から導入した。事業は「お上」が長く運営してきた。この構図が、通信のデジタル化が始まったとき、それへの対応でまるで異なるベクトルを両国に産み出した。

●電子立国は、なぜ凋落したか - 100年ぶりの通信自由化がもたらしたもの(下 )http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/column/14/090800063/090900002/
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日本では電話事業は国営で始まった。それを引き継ぐ電電公社も電電ファミリーという典型的な「護送船団方式」。だが電電公社と電電ファミリーが長年かけて開発してきた、たとえば交換機、これをインターネットは不要にしてしまった。

●スマホの次で競争激化 米国「スマロボ」最前線 http://www.nikkei.com/article/DGXMZO76892040Q4A910C1000000/
http://www.nikkei.com/content/pic/20140916/96958A9F889DE5E4EAEBE0E2E6E2E3E2E2EBE0E2E3E6E2E2E2E2E2E2-DSXZZO7689233010092014000000-PN1-27.jpg
シリコンバレーではロボット市場に参入するベンチャーが増えている。ロボットは今、シリコンバレーで最も熱いテーマの一つ。

○産業とルーチンワーク(メカAG) http://getnews.jp/archives/665698
わかりやすく、また要領よくまとめられた、産業構造の変化。

○データ可視化 - プログラマーが効果的な可視化を作成する (前編) http://qiita.com/keiono/items/9042bf58224ca54bdb45
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時間をとってじっくり読み込みたい良まとめ記事。

○データ可視化 - プログラマーが効果的な可視化を作成する (中編)  http://qiita.com/keiono/items/76c0aaabb4e6e0c10dc5
https://fbcdn-sphotos-f-a.akamaihd.net/hphotos-ak-xfa1/v/t1.0-9/163413_479288597199_8388607_n.jpg
https://qiita-image-store.s3.amazonaws.com/0/20688/505167ed-6e6e-3704-4b0a-51ccc3406ac0.png
わかりやすさを実現するために、まず「なぜ分かりにくいのか?」を分析。そして、「手法の限界と適切な手法の選択」につなげる。意識すべきは「テーマ無き可視化からの脱却」。

○データ可視化 - プログラマーが効果的な可視化を作成する(後編 Part 1): 基本原則  http://qiita.com/keiono/items/51a5572db2ee06875e31
かなり高度な内容。実践編かつ上級編。

●インテル 野辺 継男氏が語るIoTの衝撃 ゲームとクルマの共通点が導くイノベーション http://www.sbbit.jp/article/cont1/28495
http://www.sbbit.jp/article/image/28495/550_bit140627_intel07.JPG
http://www.sbbit.jp/article/image/28495/550_bit140627_intel08.JPG
かつて日産自動車においてクルマのICT化を推進し、自動運転技術の開発に携わってきた人物が、いまインテルにいる。しかも日産の前、国内最大級のオンラインゲーム会社のCEOで、そこで同時参加型オンラインRPGに関わっていた。彼に言わせると、数千人が同時にゲームに参加している、その端末をそのまま、クルマに置き換えてみたらどうだ、と。たとえばスリップ多発場所を知らせる仕組みと同時参加型オンラインRPGは相似形。その延長線上に「自動走行技術群」がありえる。

●コンピューターは「神」になるのか - ビッグデータ・M2M・IoT http://techon.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20140912/376300/
「ひらめきや直観は、これまでは人間ならではの能力だと見られてきました。少なくとも、既存のノイマン型コンピューターではできないか(略)大変なコストがかかる。ところが、今後は人間の専売特許ではなくなりそうです。脳の神経細胞のネットワークを模したニューラルネットワーク、あるいはそれをハードウエア化した脳型チップの研究開発が急速に進んでいるから」。

●Yahoo! JAPANのビッグデータをマーケティングに活用 Yahoo! DMP、いよいよ本格稼働 http://markezine.jp/article/detail/20580
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データ解析で「「もうすぐ旅行しそうな人」のグループを検出できる」。また実店舗で買い物をすると、購入した商品に合った広告がパソコンやスマートフォンに表示される世界。

●わかりやすいIoTの実用例とモテるためのウェアラブルデバイスまとめ http://weekly.ascii.jp/elem/000/000/256/256742/
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通信や加速度センサーモジュール、Galileo、Edisonなどの開発ボードに代表される小型機器があれば、さまざまな“モノ”をインターネットに接続できる。

●電力システム改革とは「IoT」なんです http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20140910/271079/
http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20140910/271079/cover.jpg
たとえば乗りたい時にいつでも空車が見つかる仕組み。エネルギーも同じ発想ができるはず。「ヒトとモノ、モノとモノとが通信を始め、電気機器などを自動制御する。その最初のきっかけがデマンドレスポンスなんです。電力の使用を見える化して、不要不急の電気機器は自動的に消してしまう。分かりやすく言うと、節電のために照明にヒモをぶらさげている工場やオフィスがありますよね。あれが要らなくなります」。

※上記は、『情報note|知のパラダイムシフト』の一部を公開しているものです。(2014年9月三号より)

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◆ブログ:詩想舎の情報note | http://societyzero.wordpress.com/ 

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