地球に生きるBIOのある生活
「BIO-ビオ-」って聞いた事あるでしょうか。
フランス留学中、この文字を見ない日は無いくらい、いつでもどこでもBIOに囲まれた生活をしていました。
今、日本にいて、BIOを見かけない暮らしをしている中で、改めてBIOの大切さに気付いたため、この記事を書こうと思います。
BIOとは有機栽培やオーガニックの事です。
フランスを含むヨーロッパでは健康志向が高く、
野菜や食品はもちろんの事、ドリンク・化粧品・シャンプー・衣類・洗剤などなど、オーガニック製品で溢れています。
逆に、どこに行ったらBIOぢゃない製品を買えるのか??と思うほど、オーガニック製品ばかりです。
ホームステイ先のマダムにも「ジャンクなものばかり食べない方がいい」と言われました。
BIOは何がそんなにいいのでしょう?
BIOは化学薬品や農薬、人工的な物質を使わず、身体に優しい、自然・環境に優しい製品です。
農薬を使う野菜に比べて栄養素も高く、身体に良く、地球環境も汚しません。
「食」に関して、どのようなイメージを持っているでしょうか。
日本食は欧米諸国に比べてヘルシーで、身体に良いイメージはないでしょうか。
確かに、その理由で海外でも日本食ブームが起こっています。
しかし、落とし穴があります。
日本は世界トップクラスの「食品添加物」大国です。
■許可されている食品添加物の種類
・アメリカ:133種類
・フランス:32種類
・イギリス:21種類
奇抜な色のお菓子や、肥満体系の人が多いイメージのアメリカでも133種類。日本は何と、1500種類の添加物が使用許可されています。
食品添加物は今の生活と切り離して生きれないほど当たり前になっていますが、食品の色や保存期間を保つために人工的に作られた「自然」とはかけ離れた物質です。
それは、味覚や集中力、肌、免疫力、うつ病、アレルギー、発がん、機能障害などなど・・・本来の自然な身体に悪影響を及ぼす可能性に満ちています。
また、環境問題にも自然愛の精神は影響しています。
今でこそ、日本でも見かける機会が増えましたが、
私がフランスにいたころ、もうカフェやレストランのストローは「紙」でした。スーパーでは、持ち手のない紙袋以外はビニール袋など有料でも置いていません。本当に袋が必要になったら、1000円程のエコバッグをレジで購入するか、手で持って帰るしかないのです。
日本でも最近、コンビニやスーパーなどのビニール袋が有料になり、紙ストローを使う店も増えてきましたが、私が最初にフランスに行った4年前から、ヨーロッパの多くの国ではビニール袋は廃止されていました。
去年、日本に帰ってきて、改めて、野菜や果物の過剰包装に少し驚きました。買ったらすぐ捨てるだけなのに・・・
たった1つの野菜をプラスチックトレイに入れて、さらにビニールラップで蓋をし、ビニール袋に入れて帰る・・・そりゃあプラスチック・ビニールごみの問題が無くならないはずです。
日本は素晴らしい食文化を持った先進国なのに、環境に対する考え方がやや遅れているようです。
海に流れたプラスチックごみを食べて死んだくじらやウミガメ。
奈良公園の鹿も観光客の落としたビニールを食べて死んでいるようです。
↑ 2019年11月、英スコットランド、ハリス島の砂浜で死んでいるのが発見された若いマッコウクジラ。解剖の結果、胃から100キロものごみの塊が見つかった(PHOTOGRAPH BY SCOTTISH MARINE ANIMAL STRANDING SCHEME)
こういうニュースを見たら胸が痛みます。私も、海外に行くまでロハスやBIOなどの事には無関心ではありましたが、今年、コロナの流行で世界中で外出自粛となり、工場の停止などで数か月の間に地球環境がとても良くなった。というニュースを度々目にしました。
たくさんの人が亡くなり、世界が混乱しているのに、そのおかげで地球はキレイになる・・・なんだか皮肉ですよね。
人と自然環境が仲良く生きるには、自然と寄り添う事も重要だと思うようになりました。
そして、自分の美と健康も保てるのなら万々歳です☆
マイバックを持つように心がけていますし、オーガニックスキンケアにかえてから、ニキビが減りました♪(最初はちょっと乾燥するけど)
慣れてしまえばなんてことない♫
キレイな家に住むように、キレイな服を着るように、キレイな環境で生きていきたいですね。
私たちがほんの少し意識するだけで、かなり大きな成果をあげられるのではないかと思います♪
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