vol.62:老舗企業に見るファンマーケティングの考え方
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さて、今日は
vol.62:老舗企業に見るファンマーケティングの考え方
というテーマで進めていきたいと思います。
(2,377文字)
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◆きっかけ
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この本、めちゃくちゃ良いので是非読んでみてください!
『100年以上の永続企業にするためには?』
『潰れる企業と永続する企業の違いは?』
『100年企業にするには最低でも3代の社長が必要』
『後継者の探し方』
…など、中々知ることや知る術が無い話が盛りだくさんです。
ぼく自身、約7年前からファンマーケティング事業を自分で進めてきて、
『このBOKURAという会社を100年以上続かせる会社にするためには?』
…なんてことは1mmも考えたことはなく、というか、そんな中長期すぎる話より目先のキャッシュや経営どうしよう…みたいな視野の狭い、視座の低い経営をしてきている状態です。。
ファンマーケティングというある種、筋トレ的な施策を提案する以上、自分の会社がどこまで先を見据えている企業で、その見据えた未来のために色んなチャレンジをし、失敗や成功を繰り返している企業だからこそ提案できるようになるんじゃないかと思い、今経営計画を練り直している所です。
※この辺については来週、『BOKURAの(本当の)第2創業期』というテーマでnoteを書きたいと思います。
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◆詳細
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BOKURAはこれまでに約240社以上の企業のファン創り支援をしてきました。
その中で、いわゆる老舗企業との関わりも多く、その老舗企業の社長や側近の方たちの多くが、
①伝統を守る
②時代に合わせた革新的な施策を実施する
…の2点を重要視しているように感じます。
ぼくがこのソーシャルメディアマーケティングの世界に飛び込んだのが2011年の東日本大震災の直前の2月でした。
その頃は、
Facebookページ立ち上げの全盛期でした。
そこからTwitter公式アカウントの立ち上げや、Instagram公式アカウント、LINE公式アカウントやスタンプ作成など、様々な形でのソーシャルメディア活用が行われてきましたが、知名度抜群の企業でもイマイチうまくいっていないケースも多々あって。
※そもそも何を持って『うまくいっている』とするかも様々ありますが、根本的に目的を明確にしないままSNS運用を始めてしまっているケースがほとんど。
…など、色んな目的があっていいかもしれませんが、
多くの企業が、
『何やら競合他社がうまいこと活用しているらしい。うちもやるか』
『上層部からの”うちも早くやれ”の一声で始まった』
…のようなケースが実に多い。
その上、追う指標がたいてい、
・フォロワー数
・リーチ数(インプレッション数の場合も)
・エンゲージメント率
…これだけ測っても、その数字がビジネスゴールの中のどのポイントに寄与しているかを測るのは至難。
短期的に追いかける数字と、中長期的に追いかける数字とをバランス良くみながら、KPIの設計をしてほしいなと感じています。
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◆結論
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何も全ての会社が100年以上の永続企業を目指さなくてもいいと思います。
国ごとに文化が違うし、日本もこれから日本人の人口自体が減っていき、2060年には人口が現状の1.2億人から8,000万人程度まで減るといわれています。
そうなると、より外国からの人口が増えていき、今の日本の文化が少しずつ変わっていくのだろうな、と。
そうなると、今よりもM&Aなどがどんどん積極的になるかもしれないし、統廃合なども活発化されていくかもしれない。
経営をしている身としては、
『自分が起業した時の想いが未来永劫続いていくには?』
…と良く考えるし、
『その想いは本当に正しいのか?自分だけのエゴなのでは?』
『金儲けだけに思われないためのもっともらしい世界観の情勢なのでは?』
…なんてことも考えたりします。
『経営者の評価は市場が決める』
上記を問い続けられる経営者が何代も続く会社が結局100年以上の永続企業になっているんじゃないかな、と。
そんなことをこの藤間さんの本を読んで感じました。
そうか、そう考えると、BOKURAのやっている仕事は、
ファンマーケティングを通して企業を永続企業にしていくための筋トレのトレーナー的な役割なのかな。
今日は以上です!
BOKURAししど
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