青子

* どっちみち
 百年たてば
 誰もいない
 あたしもあなたも
 あのひとも  思い煩うことなく愉しく生きよ

青子

* どっちみち
 百年たてば
 誰もいない
 あたしもあなたも
 あのひとも  思い煩うことなく愉しく生きよ

マガジン

  • 短歌

    作った短歌をまとめています。

最近の記事

退化と進化、適応について

リール、ticktockを見続けると、2-3秒の間に濃い内容の情報を得ることに脳が慣れてきて、脳が退化しているような感覚がある。子供のうちからそういう情報に触れていると、考える力は下がるのではないか、と夫に言ったときの話。 「100年前は、同じ文脈で小説が頭に悪いという世論が出回った。結果、今は小説は教養のある趣味のような扱いを受けている。考える力は今の世論の文脈では確かに下がるかもしれないが、それは今後の社会においては新しい情報取得に対する適応とも取れる。何が正しいか、悪い

    • 【短歌】マシェリ ヘアウォーター

      台風のあとの草むらかと思う寝ぐせへ私のマシェリかけ、行く

      • 二十六歳を目前にした教訓

        結婚がきっかけと思いたくはないけど、最近かなり夫に依存していて危険だと思う。 どんな場面で依存しているかというと、例えば休日の過ごし方。 "一緒に〜〜してほしい" "〜〜〜に連れて行ってほしい"(!) 何かがしたければやればいいし、一緒にどこかに行きたいのであれば連れて行ってもらうのではなくついてきて貰えばよいのに。 なんで、私の行動に彼の存在が前提になってしまっていたのか。 こんなの、ただのめんどくさい女ではないか。 自分で何も決められない、自分の決断に責任をもてな

        • 就活しなかったらこうなった

          今思うこと。 大学卒業後就業するにあたり、事業に従事するにあたり、よく「事業」の基礎知識がなく入社できたな〜ということ。あるいは呆れ。 大学に入学するのであればその基礎学力となる入試があるが、就職にあたり事業に関する基本的な知識も得ず、なんとなく興味のある分野に関われそうでそれがどんな仕組みで成り立っているのかも考えようとせずに、入社を承諾してくれた会社に来た。無鉄砲すぎる! お金は必要な活動には当然「与えられる」ものだと思って、社会にとっていい活動や弱い人の権利、環境問題な

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          1本

        記事

          嫁プレイ

          「中田敦彦のYouTube大学」で禅について解説された動画を見ました。 チャンネル登録者数数百万人、元祖解説系のYoutuberである中田さんの話し方は独特です。 Youtubeで見てると面白いけど、この話し方を対面で普通の会話をしてる時にしてくる人がいるとお前は中田かよ、ってツッコミを入れています。 それは置いておいて、禅とは仏教の中の精神的鍛錬をメソットとして抜き出して高めたものであり、全ては「無」であることを教えの中心とするということが理解できました。 こんばんは。

          嫁プレイ

          サラリーマンの完成形ー弊社の場合

          昨日、勤め先の社長と営業部のトップの人と飲んだ。 数字を上げることに対して、成果を上げることに対して、あらゆるリスクや不安要素を読み切って、会社の成績にコミットし続けること。 そうなるように若手を育てていくこと、あるいは可能性を それはなぜ? 社長はわかる。 身銭を切って、自分の両肩に借金や社員の生活に対する責任が負っているから。 でも勤め他人は? 給料かと聞かれても、多分そこではない。だってもっといい報酬を与えられる会社は数多くあるし、そこから今の会社に転職してきた人だから

          サラリーマンの完成形ー弊社の場合

          I am a free rider

          全て自分から始めたいと思う。 いつも…をしない、私に…してくれない。 私は…したいのに、これじゃあ次に進まないじゃないか。 好かれたい。 プレゼントが欲しい どこかに連れて行ってほしい 一緒にいてほしい 優しい言葉をかけてほしい 労ってほしい 癒されたい お給料あげてほしい もっと尊重されたい 不満は全て自分が与えられる側に立っているから。 与える側、養う側になってみれば、愛する側になってみて 責任も全部背負ってみて そこから何か考えよう

          I am a free rider

          内側としての自分

          固執して、どうにか無くしたくなくて、心のそこではいつかもっと傷つくと思いながら、嘘をつく。 引用したテキストは、どちらも恋人のいる夫婦二人の小説から。妻と夫はお互いに嘘をつき、恋人には本音を言う。それは、夫婦の生活の根本の部分を守りたいから。 結婚前は外側の部分(カバー)を見て、結婚して一緒に暮らすとその人の根っこになる内側の部分を見るようになる。そこはとても大事なところで、絶妙なバランスで二人の生活が作られていて、お互いの恋人には、夫婦になる前に相手に見せていた自分の外側の

          内側としての自分

          自己責任

          どう生きるかはどう死ぬかと同義である 死を見つめて今を生きていかなければならない 自分の存在によって少しでも社会へ良い影響を、あるいは爪痕を残したい? それとも、そんな影響はすぐに変わるものだから、風のように、水の流れのように毎日その日に逆らわず、自然の中で暮らしていきたい? キリッと前を向き、決然と決めた道を歩んでいるような人も、もしかすると毎日が迷いと決断の連続であり、明確な指針はないのかもしれない けど、少なくとも、自分の人生は全て自分が責任をとって、起こったことを

          自己責任

          江國香織さんの好きなところ

          自由なところ 気ままなところ 女っぽいところ 女の子っぽい感性を持っているところ 譲れない部分がはっきりしているところ 少し悲しい雰囲気もあるところ 洗練されているところ 偏見がないところ お洒落なところ 江國香織さんの文章の 好きなところ

          江國香織さんの好きなところ

          日常

          木造アパートの一階に住んでいる。 2階にも人が住んでいるが、幸いなことに騒音に悩まされたことはない。 ただ、一つだけある音が鮮明にと聞こえる。 浴槽での、放屁。 くきゅうう ぴょお 圧縮されて、響いて、恥ずかしくなるくらい細部まで、よく聞こえる。 それはもう、力の絞り加減まで。 顔も知らない2階の人との、近隣コミュニケーション。

          浅ましい

          浅ましいことを書きます。 小説家になりたい。いや、エッセイストでもいい。あるいは歌人なんかでも良い。なぜなら、どこの国に行っても、何を体験しても、それを自分へ取り込み、発酵させ、自分というフィルターを通じて外に出すということで、需要があり、職業として成立しているから。 「旅しながら書く」最高だ。 「旅しながら書く」の反対語として、「会社に囚われた中間管理職」という言葉を挙げよう。私だ。 物書きになりたいのなら、書けばいい。つべこべ言わず、机に向かって、溢れ出るエネルギ

          浅ましい

          体育会系マインド

          自分で自分を追い詰めるって難しいですよね 私は自分に甘いので、目標があっても、今できる最大限の楽をできるようにと体と頭が自然に動いてしまいます だから、何か衝撃的な出来事やセンセーショナルな出来事を自分に起こして あるいは思い込んで 大袈裟な悲壮感と使命感にかられて何かに取り組むくらいではないと、私はおそらく自分を追い詰めることはできない。 ただその先で自分の欲しい結果を手に入れた時、嬉しいかなと考えたらまだやったことがないからわかりません 今は、ぬるま湯に使って、ぬる

          体育会系マインド

          プロパガンダ

          毎日努力して「理想の自分」に近づかなくては! 努力は目的があって、毎日の生活に一つの方向性がなければ! ふらふらしている時間に他の人は努力して市場における人材価値を高めているぞ! 急げ急げ!

          プロパガンダ

          思索〜お風呂の大掃除にて〜

          昨日も今日も大掃除をした。 掃除というものの必要性を、ここ2年で初めて認識をした。 実家にいる頃は、いつも部屋が散らかっていることで有名だった。それを悪いこととしなかった母のおかげ様で、片付けられずに次のことを始めるだらしなさを個性だと思っていた節がある。とんだ思い違いだ。今その時の自分に会えるのであれば、自分の身体や住環境を努力して向上させるように、と指導してやりたい。いわんや、掃除をや。かび、ホコリってなに?状態でした。 一人暮らしが始まったら、掃除用具を買ったものの、

          思索〜お風呂の大掃除にて〜

          「身体→心」

          2021年が終わろうとしている。 そして、ご多分にもれず振り返りとピカピカで希望に溢れる来年の計画を立てようとしている。 初めに、振り返りをしたいと思う。 まず、第一に今年は打算で生きたと思う。 会社員の身分となり2年目、今いる会社での立ち振る舞いの感覚がわかってきた。 ・私の意見は全く違うけど、反論して違う提案をしたら私に仕事が降ってきそうだから、うなずいておこう ・私は絶対嫌だけど、仕事が増えて苦労するのはこの人だし、黙っておこう。 ・全く賛成ではないけど、このパターン

          「身体→心」