
涙の価値
お疲れ様です。
志士です。
今回は「涙の価値」という内容で書かせていただこうと思います。
それでは早速書いていきますね!
最近、涙を流す機会がなく、集会やイベントなどに参加して、涙を流しに行く人が増えていると言う内容を目にしたり、聞いたりしました。
涙を流す事によって、人はストレスなどを解消できるという事が、科学的に証明されているということで、そういった方が多くなってきて来ているらしいのです。
その内容に対し、私は少し違和感を感じたので、今回書かせていただきました。
最近プロジェクトXと言う番組を目にしてたのですが、その内容はパリオリンピックで金メダルを取った障害者スポーツのバスケットボールのチームの内容でした。
その中でメインで話されている方がメダルを取れたのは4度目の挑戦で金メダルを取ったのですが、その方が、金メダルを取るまでの道のりの中で、挑戦や挫折や苦難、出会いと別れがあり、やっとの思いで金メダルを取ったのです。
その中で沢山の涙を流されていましたし、その方の言葉で「夢は諦めなければ必ず叶うんだなと思いました」という言葉も言われていました。
私がこれを見た時に、その彼の人生の壮大さに心を打たれた訳なのですが、
涙とは簡単に流すものではないからこそ、美しいのではないのか?
そう感じたのです。
私が幼い時、親から「人前で簡単に泣くものではない!」とそう言われたことがあります。
人に涙を見せないことは人としての精神的強さや人としての心の強さを表す事だったのではないかと、今では考えられます。
しかし、私も人前で涙を流した事はあります。その時は仲間との別れ、そしてレンジャーを卒業した時の涙でした。
それは出会いと別れ、目標の達成だったのです。その涙があり今の私があるのです。
少し話は脱線しましたが、今の日本人の心の中に誰かに涙を流させてもらう事が、何か本質からかけ離れているのではないのとか?とそう感じたのです。
泣くことが良いことだとしても、涙を誰かに委ねる事を、自分自身の流すべき時の涙に変えてほしいと感じたのです。
私には2人の子供がいます。その子供達が、私が誰かに涙を委ねるのを見てどう感じるのか?とそう思うと何か私が言いたいことがわかるかも知れません。
最近では自分の感情を自分でコントロール出来ない人が増えてきています。
感情を出すことは良いことでもありますし悪いことでもあります。
その複雑な環境の中で、私たちの生き方、考え方は日々変わってきています。
日本人の中に刻まれた心や美徳とはなんだったのか?言葉で表すことの難しさ、また深さを少しでも感じてもらいたいと思い書かせていだだきました。
これは確定的なお話や、断言した考えを押し付けたいのではなく、感覚的なお話で心のどこかに置いて欲しい内容です。
「涙の価値」は?感動や情熱はあるのか?
とい内容で今回は終わらせていただきます。
少しでも共感していだだけたら大変嬉しいと思います。
それでは志士でした。