本音を言えないと相手のことを嫌いになる
わりとすぐ、人を嫌いになってしまうような気がする。
しかも、よりによって、「お世話になったことがある人」だとか「私のことを気に入ってくれている人」を嫌いになりがちだ。
「あんなによくしてもらったのに、どうしてだろう」
ここ数年、悩んできた。
で、今朝ふと気づいた。
「本音を言えないから相手のことを嫌いになるのだな」と。
たとえば、先方は親切のつもりであれこれと世話を焼いてくれても、「気持ちはありがたいが、正直、ありがた迷惑」ということもある。
そういうとき、私は「ありがた迷惑感」を隠すために、「ものすごい助かりました」みたいに、逆にゴマをすってしまうのである。
先方からすれば、「喜んでもらえた!」となり、ますますおせっかいが進む。
けれど、本来の価値観が異なる相手なので、相手の「よかれ」がこちらの本心とはどんどんずれていく。
それでまた断れなくて、さらにイヤになっていく。
そもそも、本音を言えない家庭環境で育ったので、相手がだれであれ、本音を抑えがちだった。
だから、
本音を言えない→嫌いな人が多い→生きづらい
ということになるのだと思う。
となると、価値観がフィットする環境に行ったほうがいいのだな。
本音を言いやすい人とつきあっていこうと思う。
同時に、こちらばかりが本音を言って、相手の気持ちに無頓着にならないよう、気をつけたい。
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