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『人間関係においてのエネルギー交換』について その②

みなさん、こんにちは。
はぴこです。

前回『人間関係においてのエネルギー交換』その①が
長くなってしまったのでそちらの続きを書かせて頂きます。

前回のお話しとしては
『喜怒哀楽』の感情エネルギーは関わる人と
無意識に交換し合っているもので
人と(ストレスなど)負のエネルギー交換ばかり頻繁にしていると
負のエネルギーがあぶれている環境に無意識に身をおくようになっていき
負のエネルギーを解消させるための行為が、また新しい負を作っているという
恐ろしいループだと感じた、という内容でした。

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ちなみにこのループって
その環境にいる時には自分で全く自覚できなくて
頑なにその場所にいようとしてしまって苦しむけど
いざ抜けてみると
「なんで苦しい原因にしがみついていたんだろう?」って
本人的にも拍子抜けするんですよね。


私が見ていて
とっても、もどかしかった例をご紹介させて下さい、、、

私は結構ブラックな職場で働くことが過去多くて
その原因でもある「大変な職場で働かねば!」「苦労せねば!」という
勝手な思い込みと縛りから今は解放されて、
ブラックな職場で働くことはなくなりました。
しかし、その職場で今も働いている女性の先輩から
「どうやって退職したか話を聞きたい」と
ものすごく久しぶりに連絡がきました。

また、その方はお子さんが2人いらっしゃって
上の子が甘えん坊でなぜか腹が立ってしまい、
その子に対して異常に叱ってしまい
どうすればいいのか悩んでいるとのこと。

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パッと聞くと、別に私にわざわざ聞かなくとも
何かしら事情を作って「辞めます」と退職届を
出せば済むだけの話だろうと思います。

何がその先輩の足止めしているのか…

そもそも、その職場は数人の従業員の小さい会社で
経営者はメンタルのアップダウンが激しく激しくワンマンなタイプ。
気に入らないスタッフには陰険にいじめをして
何人も自主的に辞めさせていました。
逆に気に入っているスタッフには条件を良くしたり
お給料を積んで辞めないように働きかける。
実際、その先輩は気に入られており、
小さなお子さんを持つ女性では本来ありえないような
給与や勤務条件で働けているわけです。

いくら気に入られていても、
経営者のメンタルの上下に付き合わなければいけないし
スタッフへの悪口を常に聞かないといけないわけで。
単純な業務以外にもストレスが大きくかかってくるわけです。
そんな人間の嫌な負のエネルギーを大量に抱えたら、
今度はどこかで発散しようと無意識に向くわけで

その結果としてお子さんへと向いてしまっている
という流れなのかなと感じました。

お子さん、家族が
豊かで幸せになるために!愛のために!
お母さんが給与が良いかわりに大変なモラハラ環境に身を置くことにした。
その結果
お子さんが理由もなく怒られ、お母さんの負のエネルギーの解消を
手助けしている
結局お子さんが、愛を持って、最後の負のエネルギーを受け取る役割をしてくれているんですよね。
この子は、心の中にこのまま負をためていったら病気になりかねないし、
外で発散すると他の子にぶつけてしまうのかもしれない。
そして、お母さんはお子さんを怒ってしまったことで負の感情を持ち落ち込む。

これを見ていて、ものすごく悲しくなってしまいました。
家族を大切にしたいというポジティブな目的から得た物は
お金というプラスで、結局他のマイナスが、本人含め家族全員を傷付けている。
でも、こういう話って当人へはなかなか伝わらなくてとってももどかしい。
結局その先輩は勤務を続けることにしたそうです。

お子さんがある程度大きくなるまでは特にですが
家族は良くも悪くも運命共同体です。
みんなでそれぞれの『喜怒哀楽』の感情エネルギーを密に交換し合う仲間です。
それゆえに、必要な『負』はあるものの、不必要な避けられる『負』は
極力除いていくことが、家族みんなの豊かさであり幸せなんだろうなと思います。


負のエネルギーを極力除くにはどうすればいいのか
・自分の感情が喜怒哀楽のどこかに偏っていないか確認するため
 まずはゆっくりぼーっとリラックスできる時間を定期的に作る。
 自分の状況を別の人間だと考えてみた時に、どう見えるか考えてみる
 
・マイナスな発言ばかりしている人とは極力交流しない、話さない
・マイナスな感情を持つ人が多い環境には身を置かない
・SNSでも炎上している話題は極力見ないようにして
 特に誹謗・中傷のコメントは目に入れないようにする
・悲しいニュース・話題を見たら、同じ数だけ楽しいニュース・話題を入れる。
 もしくは悲しいだけで終わらさず「じゃあどうすればいいのか」と
 前向きなところまで答えを持っていく

どうしても『社会的な理由』でマイナスな人と話す場合や環境に一時的に
身を置かないといけない場合は…

・マイナスな発言を耳で聞いても、相手の感情を心の中に入れず
 (共感せず)儀礼的に話をする
・「私には関係ないこと!」と引いた目を持ち、境界線を引く。
などなど


こう書くと、
悲しいとか悔しいとか負の感情がものすごく悪だと
言っているように見えるかもしれませんがそうではありません。
人間なので苦しい、悲しいことも大切な感情だと思います。

苦しみを伴う負の感情をプライベートの大切な人と
共感・共有し合えることはなかなか体験しえない、とても素敵なことです。
せっかくのその関係性が悲しいこと辛いこと『ばかり』の共有になることが
勿体ないことだと思うのです。
楽しいこと、嬉しいことも同じだけ共有できるのは本当に幸せなことです。

『喜・怒・哀・楽』は人間(動物も)ならでは!!
自分の感情がもしもどこかに一方に偏っているならば
環境自体が偏っているのかもしれません。
一旦足を止めて、まずは自分を大切にする時間を作ると
冷静に見えてくるかもしれません。

『喜・怒・哀・楽』まんべんなく
好きな人、家族、友達と交換していきたいものですね^^



最後まで読んで頂きましてありがとうございます。

はぴこ



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