シシクラセイゴ

様々な歌手、グループのサポートギタリストとしてライブやレコーディングで30年近く活動しています。そんな私がギターに関して、音楽に関して気づいたこと、皆さんとシェアしたい情報などを綴っていけたらと思います。 よろしくお願いします。

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最近の記事

Who is シシクラセイゴ?

先日とある方から「シシクラさんがどういうキャリアを経てきたのかを示すことでnoteの記事にも説得力が増すと思います」と言われて、「ふむ。読む方への配慮と考えたら苦手な自己紹介も少しはやる気が出るかな…」と思ってから数日。ひとまず私の資料用プロフィールをコピペします。 色々と思い出し次第、加筆、更新していきます。 北海道 札幌市出身 音楽好きの親戚の影響で小学生の頃から洋楽に触れ、中学に入る頃から本格的にギターを始める。高校に入ると自身のバンドを結成し、数々のコンテストで入賞

    • アンプシミュレーターに思う事。その2(ライブ編)

      前回の「その1」では私なりのアンプシミュレーターに対する考えをお話ししました。 今回は家から出てリハーサルスタジオ、ライブ会場でアンシミュをどう使うか?というお話をしていきます。「その1」での考え方をベーシックとして進めますので、まだお読みになっていな方は是非読んでください。 ライブでアンシミュをライン出しで使えば家で作り込んだサウンドをそのままライブでも出せるのではないか?会場の機材や環境に左右される事なくイメージのままの音を出せるのでは?という希望的憶測があると思いま

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      • アンプシミュレーターに思う事。その1

        ここ数年でギター関連機材の発達により、高級アンプを高級なスタジオで高級マイクを使って収音したシミュレーションを自宅でも手軽に使えるようになり、DTMでのギターの音色は格段に向上しました。 そうなるとライブでもこの恩恵を受けられるのではないか?と思うのは必然です。ライブでも実機のアンプは要らないんじゃないか?と。 しかし、実際に自分でも試し、周りのミュージシャンからの経験談も聞いていくと中々思い通りにはいかない現実があります。 そこで今回はアンプシミュレーター(以下:アンシミュ

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        • マルチエフェクターの音作り。(実践編その2)

          前回のnoteを踏まえた上での内容ですのでまずは是非こちらをお読みください。 家で設定したマルチをスタジオ(orステージ)に持ち出してからのお話です。 (前回の終わりに「無料で良いかも…」と言っていたんですが、思いの外濃い内容になりました。途中から有料になる事をご容赦ください。) 私の場合はそこにJC-120があれば迷う事なくJCのINPUTに繋ぎます。 JCのEQは131セッティングです。(詳しくは私のJCについてのnoteを読んで下さい) マルチの設定はとりあえずそ

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        • シンプル音楽理論
          2本

        記事

          マルチエフェクターの音作り。(実践編)

          さて、今回は実際に私がマルチエフェクターをどうやって使っているか?をパラメーターの数値も含め、ご紹介したいと思います。 私がライブサポートでギターを弾く場合、マルチはBOSS「GT-1」、そしてアンプはJC-120を使うことが多いのでその2つを使う前提でのお話しになりますが、出来るだけ他の機種やアンプを使う際にも参考になるように進めて行きます。 では早速始めます。 「まずスタジオに入る前、家での設定です」

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          マルチエフェクターの音作り。(実践編)

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          マルチエフェクターの音作り。(基本編)

          今回は私なりのマルチエフェクターの使い方をお話しします。 マルチを持っているけど音作りに悩んでいる方、そもそもマルチに嫌悪感を持っている方のお役に立てれば…と思います。 機種に関係ない基本的な考え方です。 是非読み進めてください。 マルチを触る前にまず考えて頂きたいのが自分にとって最低限の「絶対に必要な音色」です。 私の場合は大雑把に「クリーン」と「歪み」の二色だけですが、仮に 「単体ペダル3つ」などの条件を設定して考えてみましょう。 案外そんな制限があっても「あ、これで

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          マルチエフェクターの音作り。(基本編)

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          JC-120の考え方を踏まえた使い方。その3(完結編)

          前々回の「その1」ではJC-120の許容入力の広さへの対応、そして「その2」ではEQツマミの効き方と再生範囲の広さを理解した上での考え方をお話ししました。まだ読まれてない方は是非目を通して頂いてからこの「その3」を読んで頂けたらと思います。 今回はもう少し攻めた(?)使用法をお話しします。 この一連のnoteでお伝えしたように「コンプ」を使って「EQを抑えめ」にして一般的なギターアンプの感触に近づけるというのも一案ですが、最近はマルチエフェクターやアンプシミュレーターを使う

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          JC-120の考え方を踏まえた使い方。その3(完結編)

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          JC-120の考え方を踏まえた使い方。その2

          前回「その1」ではギターアンプらしからぬ「入力に対する許容範囲の広さ」への対応を中心にお話ししました。 今回は「EQだけはギターアンプっぽい」という部分での私の対処法をお話ししたいと思います。もちろんギターアンプの音色設定はEQツマミだけでどうにか出来るものではありません。筐体のサイズを含め、そもそもの設計から各機種に音色の方向性があります。それを言い出すと専門的な知識も必要になるのでここではあくまでも1プレイヤーのライトな考え方としてお読み下さい。 多くのギターアンプには

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          JC-120の考え方を踏まえた使い方。その2

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          JC-120の考え方を踏まえた使い方。その1

          以前の記事 を踏まえて頂いた上でここでは私なりの考え方に基づく使い方をお話しして行こうと思います。 前回の記事ではJC-120の特徴を以下の3つとしました。 1・再生出来る範囲がギターアンプより広い 2・入力(INPUT)の許容範囲が広い 3・EQだけはギターアンプっぽい 私の使用法としては各特徴を理解した上で状況に合わせて「活かす」と「消す」を判断しながら「自分にとってやりやすい」を目指すという事になります。 もちろんそんなに考えなくても「普通にギターアンプとしてJC

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          JC-120の考え方を踏まえた使い方。その1

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          JC-120の使い方...の前に考え方。

          今回はギターアンプ、「Roland Jazz Chorus JC-120」通称ジャズコについてのお話しです。 バンド演奏出来る多くの場所に置いてあり、誰しも一度は使った事があるというアンプなのでMarshallやFenderに並ぶ定番と言っても過言では無いのですが、それらとは全く違う方向の特色、独自性があります。そこが苦手というギタリストも多く「ジャズコ対策」なんて言葉もあるほど。 そこで、ある一つの方法(自分のやり方)をご紹介したとしてもそれが皆さんの演奏スタイルや他に繋

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          JC-120の使い方...の前に考え方。

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          プロって...

          プロアマ論って偶に議論されますよね。 「お金を貰えばプロだ!」という雑な意見もありますけど、結婚式の余興で何か出し物をして帰りがけに親族の方から「お車代です...」なんていうのもお金貰ってますし、リサイクルショップで買ったジャンク品を直してメルカリで売ったら利益が出たっていうのも。でも、そういうのを「プロ」とは言いづらいですよね。 やはり大方のイメージは「その技術(知識)で得た収入で生活を成立させている人」なのだと思います。 私はギター演奏を生業としているので、「やっぱり

          BOSS GT-1がいい理由。その3

          その1、その2と沢山の❤️を頂きありがとうございます。 早くこの話を完結させないと他の話が出来なくなりそうなので 急いで「その3」を執筆します(笑) 「その1」、「その2」を読んでご理解頂いたと思いますが、私がGT-1を使っている理由とはつまり「自分がライブで使う機材として欲しい要素」の各部門で高得点だからです。 実はもっとお高い価格帯のも含めいくつか試しているんです。その上でチョイスしていますので「安く買えるから使っている」のではないんです。 むしろ自分にピッタリなものが

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          BOSS GT-1がいい理由。その3

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          BOSS GT-1がいい理由。その2

          (9/25。「その1」も皆様からの反応を踏まえて加筆しておりますので まずはもう一度「その1」を読んで頂けるとありがたいです。) 「その2」は肝心な「音質」の部分です。 まず最初に言っておかなくてはいけないのが、私はどのメーカーのマルチエフェクターだろうとプリセットというものを全く使いません。試すことすらしません(笑) これは自分なりのマルチの使い方のコツでもあるんですが、その時に必要な最低限のエフェクトしかONにしません。 ですので、場面によってはディレイだけとかボリュー

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          BOSS GT-1がいい理由。その2

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          BOSS GT-1がいい理由。その1

          私はギター演奏を生業にしていて、最近はBOSSのGT-1というマルチエフェクター(画像)をメインに使用しています。 プロとしてお金を貰ってるのに入門機とも言われる機材を使うってどうなの?と思われる事もあります。(当然それはギターの機材好きな人からだけですが) そこで今回はなぜ私がGT-1を愛用しているのか?を語ってみようと思います。 (追記:思ったより長くなったので「その1」とします) (追記:自分で読み返しながら公開後少し加筆してます) いきなり一番の理由ですが、小型で

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          BOSS GT-1がいい理由。その1

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          EP-0-1 入り口から一歩。

          さて、シンプル音楽理論。 僕の考えではまず最初に「メジャースケール」をしっかり理解する事がその後の内容の理解度に大きく影響します。 まずはこの表。(以前アップしたものを新しくしました) 「メジャースケールね。ドレミファ…でしょ?」とお考えの方は一旦それを置いといて、表の「数字」に注目してください。 数字ごとに間隔がある部分と無い部分がありますね。 間隔がある部分は1音(全音)の差があるという事。 無い部分は半音なのですぐ隣にいるという事です。 この表は分かりやすくする

          EP-0-1 入り口から一歩。

          EP-0 入り口手前

          EP-0 入り口手前