アップデート
9年ほど前、シシ七十二候の草案がまだ私の頭の中で雲がかった状態だったころ、クレイジーパワーという本を読んで、自分が感じ続けてきたことをそのまま仕事としようと決めました。
そして今、ブランドスタートから4年が経ち、根幹は変わらないのですがそれを表現するツールが時代の流れとともに変わったし、伝える言葉のチョイスも変わってきたので見直そうということにしました。
最初はやはり、わかりやすくたくさんのみなさんに知ってほしいという気持ちが先を行って、どちらかといえば、差し障りないものでした。悪くいえば借りてきた言葉でした。その頃から多少違和感はありつつも、自分たちもその頃よりはアップデートされている。(はずだ!)
そして、今だったらよりたくさんの方に理解してもらえそうな気がする。自分たちの考えを自分たちの言葉で発信しても。そんな期待もある。
・・それで、あらためて、言葉にしてみました。
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時代の流れの中で
本来対等な対価が支払われるべき価値のあるものへの
人々の関心は薄れ、その存在を無視し続けてしまった。
大量消費大量生産の中で「同じ」であることが当然であり
それを是とし共通認識としてしまった。
何かを決める時、この世界に
人以外の生き物がいることを
置いて考えてきただろうか。
小さな子供が虫と戯れるとき
どうか微笑ましく見守ってください。
そこに虫がいることは
あなたがそこに存在することと
同じ価値があるように思えます。
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これは、今の自分たちの枠を作らないピュアな気持ちとして、シシ七十二候のHPのABOUTに記しました。
哲学 の下に。
柔軟に進化していくため、HPの言葉も頻繁にアップデートしよう。
私たちのストーリーであるBiophilia.No.0もアップデートしよう。
史上初の終わりのない、アップデートする書籍である。
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