呼応する。
去る、バレンタインデー。
その頃、わたしは日本仕事百貨主催の編集ゼミというものに参加していました。
日本仕事百貨は求人サイトです。
わたし自身、初めて就職した会社と、日本仕事百貨を通じて出逢いました。
すでに転職していますが、先月再会したその会社の社長に「あれは運命の出逢いだったよね」と、うれしい言葉をもらいました。
日本仕事百貨は、求人記事という文章によって巡り合わせを生む場でもあります。
わたしにとっては、もはや恩人です。
そのような文章は、どのようにして現されるのか。
自分も一から辿ってみたいと思いながら、ゼミの3日間を過ごしていました。
聞く、話す、書く・・・
最後には、コンビを組んでインタビューを行い、話し手の人生について記事を書き上げる。
最終日を迎えたわたしには、インタビュアーとしての在り方が掴めずに悔しい気持ちが残りました。
しかし、一番 自分の中に在ったことはそれとは違いました。
日本仕事百貨のスタッフのみなさんや、他の参加者のみなさん。
文章を書く場に集まったみんなが、素敵な人ばかりであることを感じていました。
それに気づいた時に、わたしはヒトとしての在り方から考えていきたいと思いました。
このことを、これから書いていく文章の起点にしていきたいです。
「インタビューは、テクニックより何より、その人の存在に呼応するものなんだと思います」
最後に、日本仕事百貨の中川編集長が教えてくれたことです。
そんなことを大事にしているチームで、場で、編集とは?を考えることができたことに、改めて感謝したいです。