改めて思う 変声期の役者さんの事を。
ビリーエリオット。
2020年延期を経験して 最後まで上演された作品。
主役は少年。
初演の番宣の際
藤原竜也さんが 海外で見て 初めて出待ちをしたというエピソードを語っていた作品。
再演がこの 今まで経験した事なかった状況下で変更あったけれど無事千秋楽を迎えた事に
なんとも言えない感覚を覚えた。
これって 歴史に残るものだと思う。
ビリーエリオットは 変声期前の少年が主人公だからこそ 公演が終わるまで 変声期が訪れないことが
条件に一つになる。
日本初演 大阪公演には
ビリーは一人少なくなってしまっていた。
だからこそ 再演でビリーが全員千秋楽を迎えたというのはすごい事であり
この延期にになってその後も今までのようにはできなかった中での公演だった事も歴史的なことと思っていいだろうと
私は思っている。
今回オリバーで変声期が理由で配役が変わった
9/30からスタートする9/2のタイミングでの
発表…
きっと悔しかっただろうし 役が変わる事で大変であろうし…
成長を疎ましく思ってないでほしいと思う…。
旬って食べ物だけでない
人も 旬があって
料理によって 時期があるように
人も 役柄もその素材の旬があるんだろう・・・。
変声期を乗り越えて 大人の俳優になっていく
そんな人たちを私は応援したくなった。
何度も上演されるミュージカルは
どんどん俳優さんも変わっていく
ずっとその役をやり続けられるわけではない
そう考えると 一回一回が もっと尊いもののような気がした
その作品とその時出会うことは
奇跡なのかもしれない
2021年のオリバー
お親子共演も話題に上がるところではあるが
その悔しさみたいな感じをしると
ますます 楽しみな作品の一つになった
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