チカン・・・なのか？

17、8の頃の話である・・・・。

ある日 学校の帰りに 大阪駅から環状線に乗って
帰ろうとした時の話だ。

まあ通学に使っているルートなのでいつもの慣れた電車の いつもの慣れた扉の手すりのところをもって立っていました。
この時はそんなめちゃ混んでる時間じゃなかった

扉が閉まる間際に入ってきた人は
少し私より年上であろう男の人でした
扉が閉まって 手すりを持つ私の手の上に手を置いたんです・・・・。
まあ 急いで入ってきたから 勢いで
手のあったとこ持っちゃったのかと思いきや・・・・
その手を離そうとはしません・・・・

なんだこりゃ？

私も突然のことで固まって
手を離すとかもできないままで
これは 次の駅で扉が空いたらダッシュで降りよう
そう思っているうちに次の駅に着いたのですが
なんと！ 扉は逆側が空いてしまう駅・・・
体は固まったまま 思考だけがぐるぐるしている状況の中 なんだか
その状況から逃げ出せずにその次の駅まで
手すりを握る私に手の上に知らん男の人の手という
謎の状態のまま2つ目の駅に到着しい
扉が空いた瞬間外に出て いくつか後ろの扉に移動して またその電車に乗り込みました。
後ろからついてくることもないことを 確認してその電車に乗り込んだことを覚えています。

あれは・・・・ チカンでよかったんだろうか？

私なんて 別に可愛くもないし
女の子らしい格好で街中も歩いてない
あの謎の体験を なんと名付けていいのか
わからない

私も怖いとかではなく
あったこともない 聞いたこともない体験に
フリーズして 対応策が分からなかっただけで
今なら対処できるし・・・。

知らない異性の手を握るは チカン行為なのだろうか？
いまだに わからないのであった・・・・。

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