洛中洛外 を私はお勧めする。
大阪 高島屋大阪店。
安野光雅 追悼 「洛中洛外と京都御苑の花」展
が開催されていた。
子供の頃から 安野光雄さんの絵本は家のあった。
この絵本をがエッシャーの絵への興味へと繋がっていいた これって多くの人が同じ道を通っていると思う。
子供の頃に出会ったものは 一生の宝になる。
それはこの絵本との出会いから 今の自分の世界の中にある出会いにつながってきているからだ。
ハルカス美術館で中止となった安野光雅展が残念でならなかった私は 追悼展であるこのイベントを知ったとき 絶対行くと決めた。
産経新聞に毎月連載された 「洛中洛外」を展示したものだった。
文章を読みながら クスりとできる自分に気がつく。
その文章から 風景が見えたり 物語が見えてくる。
京都という町も 自分の生活の中に 多少なりとも
存在する場所だからだろう。
自分の住む街に 司馬遼太郎という作家が生きていたこともあって その絵と文章の世界と自分の住む世界が 少しでも 重なっているって感覚が嬉しくなる。
それは「アメリカ素描」の中にある考察のことと 今の日本のことを書いてあった。
東京をアメリカだとすると 京都はイギリスです
その一文が足を運んだ 展覧会の帰りに
洛中洛外の書籍を購入するきっかけになった。
たくさんの重なり部分を感いることができる
その文章を手元に置いておきたい
そんな 気持ちになる人というのは きっと少なくないだろう
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