12/1【世界線の移動】昨日と今日で移動した模様です…いつものジャスミンさんの更新から/時代の変節を示す映画『TAR ター』を解説…5次元の勇者は冒険の旅に出るのだ!
昨日、今日とまた眠くて堪らず…「移動するのかな?」と、漠然と感じていたら…ビンゴだったようです。↓
(*゚Д゚*)オォォ...
確かに、この二日くらい眠かった!お昼でさえ眠くて眠くて、そしたら東京は超快晴で到底起きていられず、ぽかぽか日向でがっつり寝こけてました。
夢の中で…
在日支配システム壊さなくちゃ!!!って、ずっと誰かに主張してた気がする…
どーしたら壊れんだ?壊れんだ?って、話しながら自問自答してたと言うか。
そして結局「あー壊れる!絶対壊れる!これは!」みたいに一人で結論出して、それで気持ちよ~く目が覚めたって言う。
おまい何言ってんだって話ですけど。
しかし、ここ最近で心境が大きく変化してるように思います。
いままで意味が分からなかった事が、「あーこういう理由だったのね~」
って、納得させられるような出来事にいきなり遭遇したり。
とにかく…ポジティブな方向に変化してます。さて、
ここから、映画のお話。
以前から「集合意識の分かりやすい投影」と言っている文化、
特に映画ですが、2019年以降から特に、変化が著しいようです。
一つの作品を例に挙げますが、2022年のアメリカ映画『TAR ター』
「TAR ター」 ネタバレ解説1 底なしに深い映画を時系列に沿って解読・考察!
こちらのサイトの映画ファンらしき人が解説してますが、明らかに
『時代の変化を感じさせる』作品。
サイト主さんは「深い」と、表現なさっておられますが…
それ以前に先ず、この映画は、
プロパガンダではない。
「視聴者によって自由な解釈が成り立つ」つまり、プロパガンダではない。
我々の思想の自由を認めてくれている…ある意味、革命的です。
娯楽作品が一番、我々の思想の「自由」を否定してますからネ。
「こう見ろ、こう感じろ」「勝手な解釈は許さん」「ゴイムに自由はない」こういうのが、我々に与えられる「普通」でしたから。
我々にとっての普通…つまりマトリックスに、明らかなヒビが入ってる。
物語としても、この映画はざっくり言えば「一人の人物が3次元地球そのものといった古臭い価値観を棄て(状況的に追い詰められて棄てざる得なくなり)一人きりで新天地を開拓して、全く新しい人生を生き直し始める…」というもの(マトリックスにヒビ、というジャンルと言えそう)
それも、とってつけたような…
「カビ臭い世界を棄てた先に、これから明るい未来がー」という表現では
決してなく、
A:栄光の人生から転落した
B:虚構の人生を終わりにして、全く新しい冒険の旅に出た
という…視聴する側によって、真逆の解釈が成り立つというスゴイ仕様。
もちろん、わたしの解釈はBのほう。
映画のラストは、クラシック業界を追われた先の新天地フィリピン。
現地で普通のマッサージを所望しただけなのに、「好みのマッサージ嬢を
番号で選んでください」という、風俗店まがいの店に行き当たる。
その仕様が、かつての自分が愛人や浮気相手を選び取っては無下に扱って
来た有様とオーバーラップしたのか、いきなり店を飛び出し路上で嘔吐してしまう。
つまり嘔吐するくらい、異常だった感覚が「正常に戻った」という事ではないか。
権力を持つ立場で愛人をとっかえひっかえで私利私欲に利用し、挙句一人を自殺させてしまった。
それが異常な事だったと、漸く気づけたんじゃなかろうか。
そして指揮者としてオーケストラを指揮する場面で物語が終わるのだが、
その音楽はゲーム音楽で、聴衆は全員、ゲームキャラのコスプレをしている。きらびやかなクラシック音楽とは違う、全くの異世界。
演奏の前に「冒険者たち…」というようなアナウンスが入る。
軽く鳥肌が立ちましたね…この演出に。
そうだ。指揮者の主人公もまた、これから冒険の旅に出るんだと。
主人公は確かに「勇者」=「物語の主役」というだけの勇敢さ、人格の強さ、音楽の実力を兼ね備えている。クラシックで大成功したように、ゲーム音楽にも革命を起こすのかもしれない。わくわくする。そして感動を覚えた。
つまり、3次元の成功物語からの転落と、未知数の新ジャンル(場合によっては5次元?)に、進出するという冒険譚。
なんとも…今の時代に相応しい映画ではないですか。
わたしはこの映画のラストが大好きですね。
愛してくれた女達と別れたのに毅然として、権威もなにもない音楽であっても従来と変わらない真摯さで向き合い、オーケストラを前に音楽に携われる純粋な喜びを湛えながら指揮棒を掲げる。ゲームの世界観のアナウンス。
わざわざコスプレして臨むほど、演奏に対して熱心で前のめりな聴衆。
自分個人の映画史で、まさに歴史に残る最高のラストでした。
「3次元の成功物語からの転落」の部分が長過ぎて退屈で、…と言いますか全く面白くなかったんですけど…(ほとんど飛ばしてしまい碌に見てません)
この冗長さが「人類が解放されるべき3次元の重苦しさ」を示す演出だった…という見方もあり…なのですかね。
ほんとう…厄介なマトリックスですよ…↓
まだまだ国民の戦いは熱く続くぜ!