地方はみんなが観光大使という意識を持ったら一石三鳥かもしれない。
こんにちは、ローカルデザイナー@京都・南山城村の奥西しろです。
先日、嬉しいことがありました!
なんと私のInstagramを見て、南山城村を知り、遊びに来たんです!という方に出会ったんです!
私は日頃から、一人一人が観光大使という思いを持ったらいいと考えていて、私自身、勝手に我が村をあらゆる手法で発信しているのですが、本当にこんな山奥まで来てくれる方がいるなんて!涙
やっていて良かったなぁと思ったし、SNSなんて無料で誰でも使えるので、もっと行政も活用すべきじゃないかと改めて感じました。
今日は日頃から私が意識している発信について書いてみようと思います^^
一人でも村を知ってほしいからやる。
今回、村を知ってもらったInstagram。
Instagramは発信は、その日の出来事を絵日記にしたり、デザイン作品をアップしていました。
私は南山城村が拠点だし、仕事のお客様も村が多いから、自然と村の発信が増えるワケです。
村のイベントや、お店の紹介、こんな人に会った、友達を連れて回った場所などなど。
一時は毎日のように絵日記をアップしていたので、フォロワーも増えていきました。
そんな中で「いつか南山城村に行ってみたいです!」など嬉しいコメントも頂くものの、不便な地域だし、フォロワーさんも遠くにお住まいなので、仕方ないことですが、実際に来てくれる方はごく僅か。
それでも、地名を覚えてもらえるだけでも、0から0.5くらいは進歩してると思うのです。
マチオモイ帖の発信
もう一つ、力を入れているのが「私のマチオモイ帖」プロジェクト。クリエイターが好きな町をテーマに作品を発表する試みです。
2017年に南山城村をテーマにした作品で初参加して以来、毎回、南山城村の作品を作り、発表してきました。
マチオモイ帖は作品を作れば、必ずその年の展覧会には並び、誰かに見てもらえます。
↓こちらは先月の大阪展の様子。来年2月は東京・ミッドタウンでも開催します!
マチオモイ帖に出展するようになり、展覧会中にトークイベントに呼ばれたり、マチオモイラジオにもゲスト参加させて頂きました。
村のマチオモイ帖を作った話しをするので、自然、村の話になり、村の宣伝に繋がっています。
↓2020年に配信されたマチオモイラジオにゲスト登壇しました。
どちらも収入はならないけれど…
Instagramの投稿も、マチオモイ帖も、勝手にやっていることなので、収入にはなりません。時には村のガイド(写真上)なんてこともやっています。
ですが、続けていくことで、南山城村の認知アップに繋がります。さらに、自分のファン作り、ブランディングにもなりました。
結果、新聞にも何度か取り上げて頂きましたし、今年はローカル局にも特集されました。
この様に発信を続けていった結果、
「南山城村のデザイナーといえば、奥西さん」と、知らず知らずの内に認知されていることが、起きてきたのです。
発信することが地域にも自分にもWIN-WINに
話は戻りますが、
「一人一人が地域の観光大使」という意識を持って、もっと自分の地域を知ってもらう発信をしたら、波及力は大きくなります。
地域の認知度アップ、ファン作りをもたらすことは地域の活性化、地域の存続にも関わります。
その上、発信者の知名度アップ、ブランディングにもなるし、色んなご縁も繋がります。
この考え方をもっと広めていけないかなぁと思う、今日この頃です。