いつかの自分
子供の頃によく言われていた
「それは理想論」
「綺麗事」
そう言われるたびに自分そのものを否定されたような気持ちになったのを覚えている。
綺麗事を貫き通す
これはいつかの僕が自分なりに出した答え。
それが綺麗事でしかなかったとしても、いつかその先に僕が求めてた景色が見えるはず。
でも身体を壊し年月を重ねるごとに難しくなっていった。
なりたくない自分、見たくない自分。
死なないためにはそれを受け入れていくしかなかった。
そんな姿になるまでに、どれだけの時間をかけて理不尽を浴び続けたんだろう。
そう思ってくれる人を望む事も綺麗事にすぎなかったのかな。