10年振りに柔術を再開したアラフォーが当時との違いを書いてみる

前回の記事にもある通り、柔術をリタイアしたのが30歳手前、
再開したのが40歳と実に10年の時を経ています。
当然ながらその間運動らしい運動なぞなーんにもしてこなかったので
経年劣化とブランクによる各種衰えは一通りは経験してきました。
この情報、現実世界でも結構言ってますので身バレのリスクはありますが、そんな加齢臭満載な話題に触れてみます。
大丈夫、ご覧の端末からはニオイはしないはず。


スタミナ≒ゼロ

元々それほどスタミナがあった方ではなかったし、
スタミナ不足は想定していたけれど想定を遥かに超えるレベルでスタミナがなくなっていました。
長く見積もって1分(!)で完全にスタミナ切れ、身体が言うことを聞かない。
特に最初、再開したのは当時の同僚が通っていた某道場で、
その日はNo-Giグラップリングだったけれど、3分のスパー1本で息も絶え絶えになってしまい、ショックを受けたことを今でもはっきり覚えています。
この時ばかりは流石に

と思ったとか思わなかったとか…

余談ですが、リアルで接するその同僚とX(旧Twitter)内のキャラの違いに
戸惑いを禁じ得なかったのは今となってはいい思い出です。

全身これでもかってくらいの筋肉痛

元々筋力を使うタイプではなかったので、これは誤算。
何もしてこなかった10年間のサビというサビが全身筋肉痛という形で表現されました。
あと、1週間くらいその筋肉痛が取れなかったです。
スタミナそのもの以上にその回復力の衰えを感じます。
若かりし頃も力を使っていない様で実際には結構使っていたのか、
それとも実際には力を使っていないレベルの強度でもここまでダメージを負う身体になってしまったのかは定かではありませんが、
日常生活に支障をきたすほどの筋肉痛が全身を襲いました。
ところがどっこい、慣れとは不思議なもので徐々に筋肉痛とも無縁になってきました。
ろくにフィジカルトレーニングをやっていないことがバレますけど笑


と、ここまで身体に起こったことをつらつら書いてきましたけど、ここからは柔術的な話を少々(むしろこっちが本題)

動きは身体が覚えている

正確に言うと、
『複雑な動きは「あれ、これどうだったけ?」と10数年前の記憶を呼び覚ます作業が発生しますけど、基本的な動きは10年前と全く変わらずできる』
って言う感じです。

「柔術界に彗星の如く現れた凄腕Webマーケター」のノブトウさんの言葉を借りるなら

柔術って理屈や原理原則がモノをいう競技ですね。長年遠ざかって筋力や瞬発力が落ちたとしても、ましてや10年もやってなくても動けるという。

実際に仰る通りだと思います。
ただ、筋力や瞬発力は落ちてないです。そんなの元から無かったんで笑
当時の師匠に感謝です、その辺はみっちり叩き込んでくれましたから。

新たな言葉に対応できない

完全におっさん丸出しでこれを書くのもどうかと思うのですが、
ベタなところで言えばラッソーとかリテンションとかその辺りは
多分筆者が浦島太郎している時に定着した言葉なんでしょうね。
ラッソーは兎も角リテンションっていきなり言われても
未だによーわかってないです。
あとは当時名前がついていなかった様なものにも
ご立派で無駄にシャレオツな横文字の名前がついていて、
その言葉だけを聞くと「何それ!?」ってなるけど
動きを見たら「あー、アレね!」となるのは恒例行事になりつつあります。

結局、とどのつまり楽しい

20代の頃は怪我続きで苦しい時の方が長かったのですが、
色々諦めた今となっては楽しい、が勝ちます。
今思えば当時は「アレやりたいけどこの怪我で出来ない。
この怪我さえなければあの時あの動きができたんだけどなー
ってことが多かったです。
で、どんどん気持ちが後ろ向きになっていくという
悪循環が発生していた様に思います。
今は「アレやってみたいけど怪我しそうだからやめておこう。
あの動きが出来ればあーなったけどそれは出来ないからこうしてみよう
とまず諦めの気持ちが勝つので諦めの先にある楽しさを感じています。
それもこれも基本をきっちり叩き込んでくれた師匠のおかげですね。
今になってその貯金が活きてます笑

まとめ

もちろん、20代当時の動きはできません。
あのまま続けていたとしてもあの頃の良い時の動きができていたか、
と言われたら全くもってそんなことはないだろうこともわかっていますが、
今の実力は高く見積もっても当時の4割くらいだと自覚しています。
でもそれで良いと思っています。なんせ諦めがついてますから笑
今更強くなりたいなんて思ってもいないし、
全盛期から4割の人間が伸び悩みも何もあるわけがないので、
楽しんでいる、ただそれだけで良いんです。


と言うわけで他にも思いついたり思い出したらつらつら書く日が来るかもしれませんがひとまず、この程度ということで。

次回以降は副業(!?)のネットワーク周りの話をしていくと思います。
それでは。

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