トランプを追い詰めるバイデン政権の特別検察官ジャック・スミスがジョージア州の重要参考人たちに接触
WTM日本語訳チャネルを見ていたら発見したニュースですが、味わい深いので一言。
数日前にトランプがTruth Socialで国会議事堂襲撃事件J6についてジャック・スミスから起訴されそうだとつぶやいていたのがまとめ班の連日のまとめにも出てきていました。
それに関連していそうですが、2020年の大統領選挙の激戦州内の一つジョージア州でも捜査の手が迫っているようです。
ジョージア州は保守派の州ですので、チートするのであればバイデンを勝たせるのではなくトランプを勝たせるようなチートをするはずですよね?
しかし、実際にはトランプが揉めた末に負けました。
ルール・法の遵守が選挙管理委員会や、州議会、州の裁判所などに生きている証拠であると当時のアメリカ国民に希望と安心を与えた事例だと思います。
共和党に所属していながら、州議会や選挙管理委員会、州の裁判所で支配的立場にある責任者たちがほぼ全員共謀しないとトランプを嵌めることは不可能ですので、常識的に考えると多少のチートがあったとしても共和党側が得したくらいがいいところであり、そんな中で当時選挙の実施の責任者であるジョージア州のブラッド・ラフェンスペルガー州務長官に電話をかけて
という感じに脅してどっかから隠れていた票をもってこいと言ったのですね。
これに違法性があるのかを問いたいのでしょうか。ジャック・スミスは事実関係を2023年にもなって調べているようです。このままゆっくりと捜査が進行して、起訴され、裁判が始まるのは来年の夏くらいになりそうでしょうか。つまり、選挙の投票日の前の3ヶ月間はネガティブなニュースで毎日賑わうことになります。
そして、最初のNBCニュースではラッペンスペルガー州務長官の次にはジョージア州知事ブライアン・ケンプにも取り調べがきたというニュースでした。
つまり、ジャック・スミス氏は当時の選挙を実施し、管理し、公正に行われたことを確認する立場にある人たちに次々とインタビューしているようです。
今までのトランプに対する捜査は、ロバート・モラー特別検察官のロシア疑惑に始まり、ウクライナの大統領との「完璧な電話」に対するウクライナ疑惑だったり、弾劾だったり、機密書類の不法な所持だったりと色々とありましたが、引っ張るだけ引っ張ったあとには、全て証拠不十分で無罪になっています。疑わしきは罰せずですし、無罪は無罪ですので、疑いは晴れたということです。
なのであのラッフェンスペルがーにかけた電話も、実際にトランプへの投票の一部が集計されないで葬られたと考えるに十分な嫌疑があった場合は不法性がないと判断されて無罪になるんじゃないかと予想します。
で、焦点はそのように考える十分な証拠が当時あったのか?になるわけですが、当時の保守派のニュースをたくさんみた人には当然十分な嫌疑があったという認識になると思います。
これは州議会にも提出されて審議されてはいますので、それすらなかったというのは無理ゲーかと思います。
ただ、州議会も結果的にバイデンの勝利という選挙結果を承認していますので、証拠が不十分であり選挙やり直しとかする状況ではなかったというのが当時の状況です。
トランプサポーターが主張するような不正選挙の証拠が実は正しくて、実際にトランプが勝っていた!!とかいう夢のような劇的な展開になるには、上に書いたとおり、当時の実権を握っていた共和党の人たちが、複数の機関(議会、裁判所、選管、州警察)の全てで共謀しないと隠蔽できないような大きな大きな規模の犯罪です。そんなことが実際に起こると考える人は当時は相当少なかったと思いますが、現在はどうでしょうか?そして、一年後はどうでしょうか?
そのあたりが2024年の選挙にどの程度影響をあたえることになるか明暗を分ける要因になりそうな感じです。
私個人では、ラッフェンスペーガーやケンプにしろ、証言を記録に残して置くこと、しかもバイデン側の司法省が実施した捜査の結果としてという意味が大きいのだろうと思っています。ここが味わい深いところです。もしかするとジャック・スミスが狙っているのはコイツラかもしれないということです。オプティクスが完璧でしょう。