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FUDで注意力・洞察力の無い購買層を自在に操ろう!収益アップへの最短距離

みなさんはFUD(ファド)って聴いたことがありますか?ビジネスに関わって、とくに広告業などに精通しているかたならピンと来るかも知れません。

ウィキペディアをみて見ましょう。

FUD: Fear, Uncertainty and Doubt、直訳すると「恐怖、不安、疑念」)は、販売マーケティングパブリック・リレーションズ[1][2]政治、プロパガンダで使われる修辞および誤謬の戦術の一種。FUDとは一般に、大衆が信じていることに反するような情報を広めることで、大衆の認識に影響を与えようとする戦略的試みである。例えば、個々の企業が競合他社の製品について悪い印象と憶測を与えるためにFUDを利用する。すなわち、他社製品に乗り換えるにはコストが掛かりすぎると思わせたり、潜在的ライバルでもあるビジネスパートナーに対して影響力を保持しようとしたりする場合である。FUDの技法は粗野で単純な場合もあるし、間接的な手法を使った巧妙なものである場合もある。
この用語は、コンピュータハードウェア業界での偽情報戦術を表す言葉として生まれ、その後より広い意味で使われるようになっていった[3]FUDは恐怖に訴える論証の具体例でもある。


元々はコンピュータ業界での広告合戦で、如何に自社製品の方が競合他社よりも優れていると信じ込ませるかの心理作戦だったのが、政治やプロパガンダなどにも根底では同じ現象があるので、そういうのにも用途が広がった心理戦の戦術ということです。

例えばIntelのプロセッサーは使用電力が多く、発熱がひどく、カタログ上のスペックなど出ない。単純な構造で使用電力が低く、ユーザーが実際に使用するような状況ではインテルよりも高性能なARMもしくはAMDプロセッサーを使いましょう!

みたいに宣伝するのはよく見るのではないでしょうか。

インテルっていろいろな大学などから出てくる最新の論文にある最新テクノロジーを率先して実装する傾向があり、宣伝するときのキャッチコピーには困らないものの、あまりに先端技術なので実装してみたら残念だったとかそういうポカが多いのです。

そうやって盛り込んだ機能があまりパフォーマンスに寄与しない場合、出荷の段階では機能オフにしてあったりして、ようは宣伝するためだけに盛ってたんじゃないの?というような疑いがあったりするんです。

そういうことに詳しいのはコンピュータギークの中でも関心の高い方で、多くのPC購買層はあまり気にせずに宣伝にある文面から、なんとなく惹かれるものを購入しますよね。


結局、調べれば公開された情報をつなぎ合わせて、インテルってだめじゃんwと分かるような状況でも、最新技術〇〇が搭載された新世代CPU△◎■誕生!とかキレイな写真とおなじみのインテルのロゴが入っている広告があると

言葉の意味はよく分からんがとにかくすごい自信だ

キン肉マン


となり安心感がでて買ってしまうわけです。


そこへ、技術的な詳細など知りたくもないし、理解できる素質もないけど、安くて良いものが欲しくて、そんだけは絶対したくないと考えているユーザーにどうやって、ARMプロセッサーを売るか?

ここが広告業のプロの腕の見せどころです。


まあPCを買う時は、前のが古かったり、なんか知らないけどメールがつかえなくなっちゃったから新しいPC買おう!とかなんらかのトラブルがあって、すぐにでも買いたいようなユーザーが多いわけです。

①安くて性能が良いものが欲しい
vs
②損はしたくない

ユーザーの心理としては、買い物で迷っている時間はそこそこで、適当に自分にあったPCが欲しいわけですが、まあぶっちゃけどれを買っても似たようなもんだろうと思っている場合は①に比重をかけて物色するでしょう。

そこへ不安を煽るような広告をいれるのです。

先程のインテル製品の抱える複雑な構造と、そこからくる消費電力の問題、発熱の問題が、カタログ上のスペックがでない原因だーーとやるわけです。

だからちょっと割高だけど長く使えそうで大手で安心なIntelはブランドだしぃー、ほすぃなーと思っていたユーザーが、はれ?インテルを買うとちょっと損するのかな?

と思い始めるのです。

それが一度頭にインストールされると、人間損だけはしたくないという思いが強く、しかもコンピュータとか詳しくないからさらに情報を読み込んで自分でインテルがいいか、ARMがいいか判断する自信も能力もないとなった場合は、うーむ安いしインテルより高性能なARMにしたほうがいいのかなーとぐらっと来るのです。

この突き動かしの原動力は「損をしたくない」が5割くらいでしょう。

そしてあとの3割が調べてもわからないという不透明さ。そして、のこり2割がARMが約束する高機能の部分。


損をしたくないというのがFUDのFつまりFear。恐れの部分です。

調べても自分じゃ判断できないというのがUとD。つまりUncertainty(不透明さ)とそこからくるDoubt(インテルへの疑い)です。


そのようにマーケティングでのFUDの成功を見続けていれば、政治家達は、結局大衆をコントロールするには、恐怖と不確かさを民衆に心に刷り込ませればたやすいのだと気付くのです。


民衆は専門家が言ったらば、それは事実であると仮定して行動します。詳しいわけでもないのに、専門家が言ったことを疑って自分で確認をするような人は非常に稀です。やりたくとも忙しくて出来ません。

そうです。我々現代人は時間節約のプロなのです。



だから専門家に都合の良いことを言ってもらい恐怖を煽れば、簡単に騙せます。

それがプランデミックだったのは、みなさんもうすうす気づいちゃったのではないでしょうか・・。流石に2年同じ論調だとボロが出ます。


私のまわりでは、積極的にマスクをして、接種も2回すませ、3回目を自分で予約するような高収入・高学歴の家族たちがたくさんいます。

そんな彼らでもオミクロンについては、かなり白けているようです。

怖くないのです。

だって、だれも死んでないとTVでも新聞でもソーシャルメディアでも言っているから。


ただ単に感染力が強いのは確かで二回接種しただけでは感染が防げないという報道と二回で十分という報道と、いや3回やったら効果があったという報道がほぼ同時に来ているような状況です。

オミクロンは危なくない(恐怖失敗)。オミクロンはワクチンで防げない(かなりだめそう。不透明感ゼロ)。WHOや政府・マスコミがそれでも恐怖を煽っている感じ(疑念。現実と乖離しているのはなぜ?)

FUD失敗です。

私の周りのふつーの人ですら、ワクチンの有効性が不透明だけど、ブースターは一応やっておくけど、それ以上のロックダウンとかはやりすぎじゃね?みたいな感じがあるのです。

つまり、ファイザーがFUD心理戦で売り抜けてきたワクチンもそろそろ潮時のようです。


オミクロンがこんなに恐怖を煽るのに失敗してしまった以上、おそらく新株はオミクロン以上に無視されるでしょう。

そうすると全く別の病気を持ち出すか、医療とは無関係の恐怖イベントがないと、せっかくこの2年で得た信頼とパワーを各国政府は市民に返還しないとだめです。


私が政府の上層部にいたり、各国政府を操れるくらいお金と権力があるなら、そろそろ別の方法で民衆を恐怖に誘うイベントが欲しいところです。


そこで長年仕込んでおいた世界経済のGreat Resetが登場します。

つくりだした恐怖 = 権力奪取への最短距離

ですから、専門家じゃないとよく分からない医療や金融、宇宙開発などの部分で仕込んでおいたウソを活用する時がきたのではないでしょうか。

最近は特に今年、本当に太陽活動で電力グリッドが焼ききれるかも?というニュースや隕石が地球軌道の直ぐそばを通過しますという煽りニュースが増えました。

そしてUFOに関する報道もここ2年で増えています。まともなニュースがTVでUFOの話にかなりの時間を割いているのです。

そして上の記事ではハッカー集団による国際金融ネットワークの機能不全、銀行ネットワークのハッキングなどが現実のリスクであるというIMFの分析結果について話しています。

12月になり、Log4jというJavaの人気ソフトに重大な脆弱性が発見されてあのCloudflareや国土安全保障局などが警告しています。

Javaはサーバー側の言語として強固な人気があるし、そういうサービスではログを取っておいて問題があった時にトラブルシュートするわけですが、そのログを記録するソフトそのものに脆弱性があり、任意のコードが実行可能だったわけです。これは影響甚大ですよ。

こういうニュースはPredictive conditioningの意味をもち、大衆が新たな状況をすばやく理解して受け入れる素地をつくる役割を果たします。

クリスマスももうじきですが、無事に年末年始をみなさまがすごされることをお祈りします。水・食料・非常電力・ライトなどの準備、通帳の数字よりも現金、暗号通貨もペーパーウォレットへ移行しておくなど、いろいろな偽旗作戦に対応できるようにご自愛ください。