幼い頃の雨の遊び方。
小さい頃は、雨が降ると喜んで外に走って出ていった。
まぁ春から夏に向けての期間ではあったけど、
水たまりにじーっと座って空を映し出したり、
大きな水たまりを飛び越えたり、
深い水たまりがあると、長ぐつでどこまで行けるか試したり。。。
子供は自然と調和しながら遊んでいた。
そこで学ぶことが多かった。
水たまりの濁り方や、
周りの土の色や素材感で、
滑る感じか、それとも沼のような感じか、
足が取られて動けにくそうか、
そんな事を瞬時に判断して、
足の入れ方を考えた。
どれだけのスピードで走ったら、
しぶきが背中に戻るか、
どの走り方だったら、シャツが汚れないか、
それもわかった。
木に登って、
枝の強さも、見てすぐわかった。
どれが蛇イチゴで、どれがナワシロイチゴか、
どれが酸っぱくて、どれが甘いか、
これらは全て失敗の体験から学んだ事だった。
木に登って枝が折れて落ちて脱臼したり、
蛇イチゴを食べて下痢になったり、
浅いと思って踏み込んだ水たまりで足を捻挫したり、
子供の頃っってそうやって自然から学んだ。
雨って、みんな嫌がる。
俺は今でも本当は楽しい。
本当はレインコートで通勤したいくらい。
なんなら傘なしで濡れて通勤したいくらい。
水たまりをみたら、STOMPみたいにバシャバシャやりたい。
大人が雨を嫌うから、子供も同じように雨を嫌う。
雨を楽しめるようになったら、
一年天気でずーっと楽しめる。
雨だから憂鬱なんて事もなくなる。
なんか日本人って何でもかんでもマイナス思考が多い感じがする。
雨を楽しもう。
もっともっと雨を楽しもう。
そういう企画をこっそり進めている。
「Feel the Rain」
実は、俺の20年前の企画。
この企画が2023年復活する。