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精神科を出禁になってから

金曜日
→病棟の時計を割ってリスカしようとした

土曜日
→看護師の首を絞めて殺そうとした

日曜日
→何もしなかった(と思う)

月曜日
→看護師をまた殺そうとした

開放も閉鎖も出禁になり、たった今強制退院して帰ってきました。ほんっとうに疲れた。看護師を怖がらせてしまってほんとに申し訳ないや


初めて入院した2021年7月から、私は変わった?あの頃は確か抑うつで、でも抑うつは気の持ちようって言われてたから、抗うつ薬は処方されなくて解離の暴走を抑えるためにベンゾ漬けにされてた。
この時の入院は、3ヶ月、11ヶ月、3ヶ月、2週間×2

そして退院後、GHに住んでから逃げ出すため、地獄だった環境を変えるために2階から飛び降りた。

大学病院に入院して1年、何が変わった?

まず死にたいのは気の持ちようとか甘えではなく、抗うつ薬を処方された。これはほんとに大きかった。先生ありがとう。

あとは先生が私たちにたくさん向き合ってくれた。人格のトラウマを解きほぐしてくれた、ダメなことはダメだと叱ってくれて、出来たことは褒めてくれた。看護師は何度も「頑張ってる」と褒めてくれた。

解離のせいにせず、自分のやったことは自分で尻拭いをすることを頑張った、人格のコントロールをしようとしたけど、出来なかったから人格は自然に任せて成長させるように促した。

文に起こすと、私たち成長できたんだな。前の病院の18ヶ月はなんだったんだろう。大学病院の1年の方が成長できたじゃん。

強制退院となったけど、これで良いかなって気もしてる。今まで因果応報って言葉がなかった。甘やかされて育ってきた自分が怖かった。今まで私は「泣き虫で可哀想な人」だったから、対等な人として扱われたのは新鮮で嬉しかった。

人として扱われたギャップもあったけど、その分すごく成長できたんじゃないかな。

3年間病院詰の生活で、大学生としての時間も全て病院に費やしたけど、今回の入院でやっと最後って実感が湧いた。肩のつきものも全部降りて、3年分の疲れも一気に出て、「頑張った」と心から言えるくらいまでいった。

本当は精神科出禁にならずに卒業したかったな。これが本音だけど、私の成長のために厳しくしてくれた先生には本当に感謝しかないです。


「ここまで頑張った経験を無駄にしたくない」
って初めて思えた。こんな経験なんて本当はやらないで生きていきたかった。精神科医に「悟ってる」と言われるところまで自分と向き合いたくなかった。

でも普段じゃありえない経験をしたからこそ、今の私はいると思う。だから「やり直したいか〜」と言われたら「やり直さない」って選択を取ると思う。それくらい濃密な3年間だった

あんないじめなんて受けたくなかったし、殴られたくなかったし、自分を殺してまで人に優しくしたくなかったけど、この人生は凄く実のあるものだったんじゃないかな。

この経験を糧にして心理職、もしくは教育職に勤めて心を病んだ人のそばに寄り添いたいと強く思えました。

大学はもう無理って思ってたけど、この経験は絶対無駄にしたくない。

退院して実家に帰って、自分の将来を見つめ直そうと思います。

これからもよろしくお願いします。

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