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白目相談室「トイトレ中に精神を平常に保つ方法」


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こんにちは白目みさえです。
臨床心理士/公認心理師として精神科で勤務しながら漫画家活動もしています。
Twitterでは「#白目相談室」なるものをやっております。

コメントをいただけるととても喜ぶ生き物です。

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こちらをなぜnoteでお答えしたかというと、「トイトレが上手くいかない」と一言で言っても、「何がどう上手くいかないのか」そして「精神が平常に保てない」と言っても「何に対して保てないのか」が千差万別なので答えられなかったからです。

トイトレの進め方はお子さんのタイプによっても違います。発達の度合いによって尿意がキャッチできるのかそうでないのか、幼稚園や保育園から急かされているのか、周りの子がどんどん卒業することに焦っているのか、昼が取れないのか夜が取れないのか、毎日のおねしょの処理がストレスなのか、おしっこのおもらしなのかうんちのおもらしなのか…本当に「トイトレの困りごと」って色々です。

私はこの質問者様がもしカウンセリングにいらしたら、かなり長くお話を聞くと思います。

何に苦しんでいるのか、どんなストレスがあるのか、そしてどうして「トイトレだけ」に精神が平常でいられないのか。

そこまで聞いて初めて「じゃあこれはどうですか?」と提案できるのですが(できないこともありますが)これだけでは相談者様が何に悩んでいるのかわかりません。

質問がわかりにくいとかそういうことではないですよ。ただ「だから一般的な返事しかできないし、『そうじゃない』って思うかもしれないけど許してね」っていう前置きです。言い訳です。

私が思う「トイトレ中の精神の保ち方」について説明させていただきます。


ポイント1 洗濯物のストレスを減らす

トイトレ中の地味なストレスってこれではないでしょうか。

山のように溢れ出る洗濯物。

パンツ、ズボン。絨毯、ラグ、ソファ、マットレス。
夜なら布団、シーツ。たまには掛け布団の上に寝たりして全部アウト。

床掃除も少々ストレスにはなりますが、洗濯物はなかなか乾かないし、きちんと処理しないと臭うし、意外と地味なストレスです。

「いやそうじゃなくてトイトレが上手くいく方法を…」と思われる方も多いのですが、この地味なストレスというのは結構精神を食い潰します。

サランラップが毎回ビャーってなる現象わかります?
うまいこと千切れへんくて伸びちゃうやつ。
あれ特定のメーカーのサランラップに変えたら全然解消されます。
確かにちょっと値段は高いんですけど。
その「値段」っていうのは、毎日のストレスを解消するために払っているお金です。

例えば家のドアが壊れていて開けるのに毎回苦労するとします。
ちょっとしたストレスが、それが毎日になってくると「ドアが嫌だな」と感じ始めます。
ドアが上手く開かなくて、外れてしまったら取り付けて、時間ない時に「あああああああ」ってなる。
それを脳内で一回シミュレーションするだけでも、脳はすごくストレスを感じます。

トイトレを平常心で続けるためには、この地味なストレスを無くしておくことってすごく大事で。

・夏に始める(洗濯物がよく乾くので)
・乾燥機を買う。布団乾燥機でも可。(買えそうなら絶対あった方がいい)
・漏らさないを重視するならトレパンを大量購入
・乾きやすいを重視するなら普通のパンツを大量購入
・ズボンは安いスパッツなどを大量購入
・シーツはおねしょ対策のものを大量に買う
・防水シーツは最悪災害の時に役に立つのでとにかく買う
・クエン酸まとめ買い(尿臭に効果があります)

のようなことが大事です。


「いやそういうことじゃない」って思う人もこれはやっておいて欲しい。
洗濯物のストレスが10ある人は90のことは許せますけど、
そのストレスだけで30ある人は70のことしか許せなくなります。

「金に物言わせてストレス軽減できるところ」はしておいた方がいい。

特に「布団乾燥機」はおすすめです。
そんな高いやつじゃなくていいんで。
「乾かない」ってすごくストレス溜まる。

生乾き防止にはこれも本当におすすめ。

普通にマグネシウム買って、100均一の洗濯ネットに入れて一緒に洗うだけでもOK。本当に臭いは取れます。(私の経験)

あとマットやラグは撤去、ソファーはカバーをかける。
これもおもらしされた時に「どうすんねん!!!」ってイラッとすることを防ぐことができます。

そりゃトイトレがスムーズに進めばこんなん必要ないですけどね。
でもまあ進まへんから。
ちょっとでも「予測できるイラッと」は無くしておくことをおすすめします。

「ストレス」は必ず感染しますが、感染予防や重症化予防も大事ですよねというお話です。


ポイント2 いつまでに何ができることが大事か考える

このままだとただの商品紹介記事になっちゃうので(笑)
次のポイントです。

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