#71 香港〜深圳で秘書になる
人生何があるかはわからないわけで。
つまり、白丸みそ子さんが展示会に3日立って5個しか売れなかった防災グッズが、
某局某バラエティー番組で1分紹介されただけでバズり、第一弾が完売。
生産追いつかず、PR等を一緒にしているTさんの秘書として深圳へやって来た(11/15)。
Tさん「白丸さん、僕一言も中国語話せませんから、頼みますよ」
白丸「は、はい。で…香港空港から深圳ってどう行くんだっけな…」
Tさん「え!」
白丸「深圳来るために他の仕事してて毎日忙しくて…うっかり調べるの忘れてました。そもそも、自分、香港空港から深圳行ったことないんすわ」
で結局、深圳の会社のスタッフに聞いてなんとか深圳行きのバスチケット売り場にたどり着いた。
白丸「Tさん、すみません…香港ドルか人民元ないですか?」
Tさん「今度は、何?」
白丸「香港、wechatも支付宝も使えないの忘れてました。二人で300香港ドルするのに、わたし、20香港ドルしか持ってません」
Tさん「…」
Tさんが手持ちの1000香港ドルから支払い。
バスに乗り込む。
運転手「@#%*《$…」
Tさん「何て言ってます?」
白丸「はい、全くわかりません…。自分、カントン語はわからないんです…」
白丸の隣の中国人男性「あなたたちは日本人ですか? パスポートを出すそうですよ」
白丸「あ、パスポートを出すそうです」
Tさん「バリバリ日本語やん。聞こえたわ」
というわけで全く役に立たない秘書・白丸みそ子、深圳に上陸。
つづく
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