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#45 初体験〜耳鼻咽喉科のファイナルウェポン〜
喉が痛い。
コロナがまた流行っているというので、ネットで買える簡易抗原検査キットで調べてみたところ、結果は陰性。
扁桃腺肥大なので、いつもの扁桃腺炎だろうか。
熱も出てきて、まーまーしんどい。
しかし、帰省中の娘が帰るまでは気合いで我慢しよ、、、
月曜日、火曜日、水曜日…
って、帰らんのかい!
わたし「(君がいると身も心も休まらないから)…仙台帰りなよ」
ベビ子「帰らない!! じいじとばあばには話が通じないからつまんないの!!」
※ベビ子は元夫の実家に住んでいる。祖父母はだいたい90才。
わたし「じゃあ、母さん池袋で病院行くから、池袋で夕ご飯ちょっといいもの一緒に食べてから、そのまま仙台帰りな」
ベビ子「はい…」
ベビ子は美味しい食べ物に弱い。
ベビ子をカフェに置いて、一人耳鼻科へ。
受付のお姉さん「コロナの検査します?」
わたし「いやー、うーん…それはちょっと…」
わたしは中国でさんざんPCR検査をされて、都度鼻血を出していたため、鼻綿棒恐怖症なのだ。
脳みそまで抉りとられるような、あの長い綿棒攻撃が怖くてたまらない。
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綺麗な先生「熱も出てますし、一応検査しときましょう」
わたし「(観念して)はい…」
防御服を着て透明顔シールドを装置し、長綿棒を構える先生。
切腹で介錯の前に跪く瞬間もこんな感じなんだろう。
諦めたわたしは、顔を上げ、鼻の穴を先生に委ねた。
ほじほじ、ほじほじ。
む…なんてソフトなタッチ。
まるで耳を掘られているかのようだ…。
いいよ、そのまま続けて。
うん、そう、そこそこ。ナイス。
15分後。
先生「コロナはネガティブですね。なので、扁桃腺みますね」
わたし「(あーよかった…)はい」
先生「ウーン、喉からだと、炎症があまり確認できないなあ…」
わたし「?」
先生「鼻の方からみますね」
わたし「!?」
デーン。
鼻ファイバースコープ登場。
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先生「はーい、入れてきます」
わたし「…くぁwせdrftgyふじこlp」
先生「リラックスして、鼻から息吸ってください」
わたし「…くぁwせdrftgyふじこlp」
先生「いーって言ってください」
わたし「…くぁwせdrftgyふじこlp」
先生「はーい、終わります」
何この武器…。
鼻綿棒の五十倍地獄やん…_| ̄|○
耳鼻咽喉科のファイナルウェポンか。
ということで、診断結果は扁桃腺炎でした…。
最近、コロナとか溶連菌とかヘルパンギーナとか、いろいろ流行ってるみたいなので、皆さまどうぞご自愛の上お過ごしください🙂↕️