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#74 何でも一年生〜フリック入力マスターへの道〜

もう随分と前に娘・ベビ子から指摘されていながら、今まで真剣に向き合ってこなかったこと。
「トグル式、すなわち、文字キーを複数回タップしてスマホの文字入力をするのはおばさんくさいよ、フリックにしな」という指摘である。
まだまだ時代にしがみついていたいアラフォーのわたし、流行は娘から学び、素直に取り入れてきたつもりだったが…。

むりぽ、、

このフリック入力だけはどうしてもしっくりこなくて、つーかマスター出来ず、あきらめてしまったのである。

で、「ああ、わしゃしぬまで文字キーを連打してやるよ‼️👵と開き直っていたのだが、最近、周りの仕事ができる四十代はみなフリック入力だと気づいたのだ。

ごくり…わたしもあんな風に滑らかに文字打ちたい…。

そして今日、五つ下の友人・くりちゃんと山に登りながらフリック入力デビューをしたわたし。

くりちゃん「みそちゃん、なんか文字打ちぎこちなくない?」
わたし「ああ…今わたしフリック入力修行中の身だから、温かく見守ってやって
くりちゃん「ええ! 今まで違ったの?」
わたし「…なんか連打してる方が一生懸命感あるじゃん」
くりちゃん「それはよくわからないけど…」
わたし「てかさぁ、これだと小さい『つ』打てないじゃんね。やっぱ不便だわ
くりちゃん「いや、打てるよ…『つ』打ってから小ってキー押しな…」
わたし「わ、まじか…」
くりちゃん「…」

下山後。
バス到着まで時間があり、缶コーヒーを購入して飲むことにした。

くりちゃん「なんか今、缶のQRコード読んでLINE登録して情報入力すると、景品応募できるみたい」
わたし「ビッグデータに個人情報吸い取られたくないし、フリック入力不慣れでイライラするから、くりちゃんがやってよ」
くりちゃん「うん…。あ、ハズレだ。てか、一日一回しかチャレンジできないみたいだから、二缶分は無理だよ」
わたし「仕方ないな…。とりま職業は…無職にしとこっと…ポチッとな」

わたし「うわぁああ…(゚∀゚)麻雀クラブのロンT当たったよう…‼️
くりちゃん「マジか!」
わたし「嬉しい、けど…🙄 こんなとこで運使っていいのかな…宝くじ当たるとか小説入賞とかあるのに…」
くりちゃん「とりあえず、それ着て今度雀荘行けばいいじゃん」

わたし「てかやばい…郵送先住所がフリック入力だとうまく出来ない…入力時間制限とかあったらどうしよう…アワアワ
くりちゃん「ないだろうけど、もうそれはいつも通りの連打しなよ」
わたし「わ、わかった…(゚o゚;;ポチポチポチポチ…」

てな感じで、わたしがフリック入力をマスターするのは当分先のことになりそうである。

友人・グミと合流して、下山後の爆食

おわり⛰️

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