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5日ぶりの再会は劇的に。

愛猫と5日ぶりの再会は、

玄関を開ける前より
扉の向こうで

「早く会いたいよ〜」

家に近づく私の
足音を察知した
そんな声を
聞くところから。

いそいそと
扉を開けると
お帰りなさいとばかりに
体を擦り寄せてきます。

「うい奴よのぉ〜」

いつも以上に
とろけた顔で抱きあげます。

ひとしきり
コミュニケーションを
とっても、
まだ興奮状態。

鳴き止むことはありません。

「寂しい思いをさせて
 ごめんね。

   もう大丈夫だよ、
 安心してね」

声をかけながらも
薄々感じて、振り返り
家の時計を見てみれば、

ご飯をあげる
いつものお時間。

「早く会いたいよ〜」

ではなく、

「早く飯よこせー」との
鳴き声。

旅の荷物を下ろすより先に、
愛猫のごはんを用意。

定刻通りご飯をすませたら
いつものポジションでお眠顔。

「ちっ、そんなツレない
 お前もかわいいぜ」

またいつもの日常が始まります。

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