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おじさんは、想定外の人生をしぶとく生きるのだ。
.
梅雨なのか、夏なのか。
蒸し蒸しする暑さの中、
設置したばかりの
クーラーを効かせて
靴づくり。
この暑さならば、
アッパーのほとんどない
サンダルでも作りたい。
そんな気持ちに蓋をして
毎度変わらぬ
スタッフシューズを作ります。
アッパーを縫い付け
底を削って張り合わせ
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/81019654/picture_pc_d2c4d9256409c0f0645612ddf2803e2e.png?width=1200)
サンプル3号機の完成。
私の想定では
これが最終機になるはず。
あれ?
想定とは違う履き心地…。
巨大迷路のゴール直前に
行き止まりに
出くわした気分。
「え、何処から道を
間違えてたの?
何処まで道を
戻ればいいの?」
頭に浮かぶセリフは
悲劇の主人公のそれ。
完成を思い描いていた分、
ガクッとはきましたが、
毎度の話し。
ある意味慣れっこ。
また新たな
作り方を考えて
トライするのみ。
ベタつく汗と
凹んだ気持ちは
シャワーで洗い流して、
おじさんは
来週もしぶとく生きるのだ〜。
(明日は春日大社に
お参りでも行こうかしら)