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裁断の数が増えれば増えるほど、
刃物の切れ味が気になります。
切れ味の違いは裁断に取られる時間と、
その後の疲労の両方に影響を及ぼすから。

▼ 自己紹介
  伊藤孝 / シロクロ製靴

元来、革を切る切れ味でいったら
きちんと研げている革包丁が一番です。

しかし、その状態を保つためには
都度、研がなくてはいけません。
時間もかかるし、手も汚れてしまう。

汚れが革に付きやしないかと考えると、
あまりしたくはありません。

前置きが長くなりました。

私は革の裁断にカッターを使います。
カッターに少々工夫を施して。

鋭角の黒刃を選び、刃のぐらつきを抑えるため
刃の吐出口をハンマーで潰します。

切れ味が悪くなったら、
刃先だけ2000番の紙ヤスリで研いで使います。
(水も使わず、刃先だけなので手を汚すこともありません)

研いだ革包丁に近しい切れ味に戻ります。

ダイヤモンド砥石を使って研いでいたことを
昔、記事にしましたが、
より細かい番手を試し、切れ味が増したので

あまり変わらない内容ですが、
語らずにはいられませんでした。

気になる方はお試しあれ。



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