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怒られていたことよりも、楽しかったことばかりを都合よく。
靴作りの現場である靴の工場では、
現場ならではのトラブルへの対処が学べます。
例えば、こんな裏技的なことも。
靴に(靴製造の)機械のオイルが付着してしまったら、
縫製用の接着剤(ゴムのり)を付いたオイルの上に塗り
一晩おいておくと、接着剤が油分を吸着してくれる。
当時の工場長が教えてくれたこと。
そんな裏技を思い出し、
ミシンオイルが付着してしまったアッパーに試してみます。
残難ながら、思っていた以上にしっかりと革にオイルが
染み込んでいたようで、
多少の油分は吸着してくれたものの、シミは残ってしまいました。
あきらめて、今回は大人しくパーツを裁断し直します。
革との相性もあるのでしょう。
上手くリカバー出来ませんでしたが、
上記の技だけでなく、工場での経験は
私に靴作りの引き出しをたくさんくれました。
ひとりで靴を作っている最中も、
大阪で靴工場の前を通るときも
当時のことをよく思い出します。
怒られていたことよりも
楽しかったことばかりを都合よく。
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伊藤孝|シロクロ製靴(奈良の小さな靴製作所)
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