夜更かしの本性
夜更かしが好きな理由を、深夜に考えてみた。
どう考えても、夜の静けさが好きだからだった。
誰にも邪魔されずに、1人じゃないけれど、好きなことだけをしていられる時間。
それが深夜だったからだ。
ただそれだけ。
家族が起きていれば、なにかと手伝いを頼まれたり、やることをやっていなければ怒られたり、むやみにぐうたらしていると呆れられる。
そういう干渉が入らない時間が深夜。
ふと、深夜って、くつろげる逃げ場みたいなだなあと思った。
この時間だけは、私だけの時間であると認められている感じが、心地いい。
だけれども同時に、やらなきゃいけないこと、やったら喜ばれることから逃げてきた結果でもあると思う。
誰かと一緒に暮らすということは、少なからず人の影響を受け、その人に合わせたり、言う通りに行動したりするということだ。
そういう時間って、無意識に気力を吸収されているのだと思う。
いくら家族とはいえ、自分と同じ人間ではない。
だから、ほんの少しだけ、家族の望む自分になろうとしてしまう。
たとえそれが、家族の喜ぶ顔が見たいという自分本位な理由だったとしても。
深夜はそういう少しだけ背伸びをしてしまう自分が、縮こまっていい時間だと思う。
夜更かしして遊んでるみんな、自分だけの時間に好きなことしたらいいよね。
寝ることだけが、回復じゃないよ。
なんてことを、夜更かしをしながら考える夜更かし。
今日の夜更かしも、楽しかった。
また明日。
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