安さを求めた日用品と値段にこだわらないご褒美のアンバランスさ
やっといろいろなこと終わって、少し肩の荷がおりた。
頑張ったからご褒美を、と思って、キルフェボンのタルトを買った。
多分世界で一番好きなケーキ屋さんだと思う。
夏季限定の桃とチーズのタルト。
799円だった。
同じ日にGUにも行った。
スウェットが欲しかった。
目当てのスウェットを見つけた。
990円だった。
たった30分で食べ終わるタルトと秋冬で大活躍のスウェットが200円くらいしか変わらない。
なんだか変な気持ちだった。
大きさも全然違う。
必要度も違う。
どう考えてもお金の使い方としてうまいのはスウェットだと思う。
だけど、満足度はタルトの方が高かった。
しかもその満足度は、タルトがただ美味しかったからじゃない。
美味しかったのはすごく美味しかったし、しあわせだった。
でもそれだけじゃないのは、「必要じゃないタルトをわざわざ買いに行って、そこに799円をかける贅沢さ」があったからだ。
値段がすべてじゃない。
でもそのもの自体の素晴らしさもすべてじゃない。
高いからこそ、そのもの自体に価値があるからこそ、ご褒美はご褒美になる。
そして、キルフェボンがご褒美や記念になるような
普段はGUで安くてかわいい服を探すような
この絶妙な学生という身分も結構好きだと思った。
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そういえば余談だけど、小さいとき、クリスマス会とかのビンゴで、だいたい大きいプレゼント選んでたなあ…
小さい頃は大きいものが1番いいものだと思ってた。
親に、小さいものの方がいいもののこと多いよ、と聞いた時はびっくりした。
ちなみに私は大きいものを選んでも小さいものを選んでも、「当たり」を引いたことがない。
それどころか、自分が必要なものでもないから、もうそういう類の運が皆無なんだと思う。別のところに運使ってるってことにしておこ。
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