絵が描けなくなった話。
子供の頃から絵を描いていて、人より少しだけ上手かったので、気づけば得意な事になっていた。
でも30歳になった今、全然描いていない。
絵描きや写真家、ものづくりの作家等、作品を作っていた頃知り合ったアマチュアの作家仲間はどんどん作品を作っていくのに、私は何も作り出さずに、空いた時間はアニメ見たり漫画読んだりゲームしたり、娯楽に興じて日々過ごしている。
この状態はこれで結構気に入っているし、これでも別に私の人生はいい気がしている。
けど、たまに美術館に行ったり、知り合いの作品を見ていたりしていると、無性に作んなくていいのか?となる。
取り柄も絵を描くとか、物を作るくらいしかないし。
作る人から単なる消費する人になって、日々生活している中でも、たまにふと、これでいいんだっけ?ともんやりしている。
どうして描かなくなったのか、もしくは描けなくなったのか、今までもぼんやり考えていたけど、いま一度考えてみようと思った。
つづく