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#7 旅と洗濯
旅行中に着ていた衣類の洗濯と言えばそれは帰ってからの大仕事のひとつだと思ってた。特に夏の旅行だったり暑い国に行ったあとはどんなに疲れてても洗濯最優先で干し終わるまで寝ないとか普通で。国内旅行や2,3泊の海外旅行だったらそんな感じでも全然大丈夫だったけど、頻繁に行くようになってから少しずつ変わり始めた。
ホテルの部屋で手洗い
香港や台湾へ行きだしてからは使い捨てサイズの洗剤を持って行って下着や靴下くらいの小物なら部屋で手洗いして干していた。ホテルは乾燥してるから意外と乾くし、清掃のあとは頼んでなくてもガンガンにエアコン効かせてたりもするからカラっからに乾いてたりする。
使い捨てのアレ
最近知ったけど、台湾では使い捨て下着と言うものがわりと普通に売ってたりするみたいで、旅行のときにはそれを持っていく人もいるみたい。しかも素材にもこだわりがあるみたいで使い捨てなのにオーガニックコットンもあるとか。ある時「持ってくるの忘れたけど日本だとどこで売ってる?」ってSNSで質問してる台湾の人がいて思わず何のことなのか調べてしまった。荷物が減るとかそういう意味では便利かも知れないけど環境的にはどうなんだろうか。
洗濯機付きのお部屋を選ぶ
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コロナ禍に沖縄へよく行っていたときはワーケーションが流行っていたこともあっていつもの旅行より少し長めに滞在していた。しかも沖縄の暑さや日差しは想像以上で外に出れば秒で汗が出るからさすがに毎日洗いたい!という気持ちに。と言うことでその頃は館内にコインランドリーがあるホテルや部屋に洗濯機のあるホテル、コンドミニアムなんかを最優先にしてホテル選びをしてた。
自宅では浴室乾燥機で乾かしているから始めのころはドラム式洗濯乾燥機に慣れてなかったり、ガス式乾燥機にポンと入れてしまってお気に入りの服が縮んでショックを受けたり、急いでユニクロに再調達に行ったりすることもあった。
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その後、縮む心配のある服は部屋干しするようになったんだけど、今度は沖縄の湿気問題に直面。ホテルのときは気にならなかったんだけど、マンションタイプの部屋に泊まったときに一日干しててもまったく乾いてないことに衝撃を受けた。沖縄の人たちに聞いたらそういうもんらしくて、エアコンのドライ運転や除湿器を一日中つけてても結局サラっと気持ちよく乾くことはなかった。
コインランドリーとトラブル
ちなみに、ホテル内のコインランドリーを使いたいとき、最近のホテルは部屋のテレビで利用状況が確認できることが多い。無駄に行き来しなくていい分とても便利なんだけど、まったく空かないときや終わってるのに洗濯物を取り出さない人がいるときは若干イライラすることも。自分が使ってるときの終了時間もわかったりするから、ある時「終わった!」と思ってすぐに取りにいったら、次の利用者が終了した瞬間に勝手に取り出して、私の洗濯物をそこら辺に置いているところに遭遇したときはけっこうショックだった。それ以来コインランドリーはちょっとトラウマ。
台湾のホテルの洗濯機事情
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台湾でも3泊以上泊まるときはコインランドリーがあるホテル、部屋に洗濯機があるホテルやairbnbを利用してた。ただ、便利だとは思う一方メーカーの違いで使い方を少し調べる必要があることと、ホテルによっては洗剤カスが内部に残ってたりして衛生面で気になったりするときもあった。ほとんどがLGのドラム式だったから使い方をググったりしてしばらく試行錯誤する時間が必要なのは何気にストレス。ちなみに日本メーカーのはまだ見たことがない。
台湾のホテルのコインランドリーでは終わってるのに取りに来ない人がものすごく多くてなかなか使えず泣きたくなった。結局深夜まで待って見に行ってもそのままになってる乾燥機を見たときはもう自分の洗濯をするのは諦めた。それよりもこの人たちはいつ取りに来るのか、朝までこのままなんだろうかって余計な心配をしてた。
“お洗濯屋さん”の存在
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バンコク編
「クリーニング店」と言うものの概念を変えてきたのはバンコク。日本で言うところのコートやオシャレ着を持ち込むプロクリーニングではなくて、普通にお洗濯したあと乾燥機にかけて畳んで返してくれるお店。コインランドリーの代行みたいな感じ。
たいていの場合、衣類の枚数じゃなくて1キロあたり何バーツって重さで料金が決まるから秤に乗せて計算する。1キロ100~200バーツくらいが相場で、値段が高いところはホテルまで配達してくれるサービスがあったり、受取りまでのスピードが早かったりする。今まで利用した経験からは夕方までに出せば遅くとも翌日の昼には出来上がっているイメージ。早いと午前に出せばその日の夕方には完了している。灼熱のバンコクでは本当にありがたいサービス。
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我が家は洗濯のとき柔軟剤とか使ってないから洗濯物はほぼ無臭なんだけど、ものすごく独特な強い香りの柔軟剤を使っているのはタイって感じ。便利だけど強めの香りが苦手な人は要注意かも。初めて頼んだときは戻ってきた洗濯物の香りに驚いたけど個人的にはすぐ慣れた。帰国してスーツケースを開けたときにその香りがフワっとしてきたときタイでの日々を思い出してまたすぐ行きたくなったりして。
トラブル回避術
いざバンコクで洗濯屋さんへ行くときにはGoogleマップの評価をしっかりチェックすることも忘れずに!評価の低いお店は残念だけど衣類の紛失や盗難のトラブルの可能性もあるし、高価な衣類や繊細なデザインの服はやっぱり預けないのが無難。あと持ち込むときの袋は捨てられても良い袋で。たまにお気に入りのバッグで持ち込んだのに受取りのときにはお店のビニール袋で渡されてトラブルになっていることもあるみたい。
香港編
まだ利用したことはないけど、香港にも同じようなお洗濯屋さんがあるみたいだからいつか探して利用してみたい。ただ検索してみてもコインランドリーが引っかかってくることが多いからサービスが徐々に置き換わっているのかも。あと香港は物価的に値段が高そうなイメージがあるから金額次第かな。
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旅行中の洗濯ひとつ取っても地域による違いがあっておもしろい。たった数日間の旅行でもちょっとした「暮らしてる感」を体験することもできるし。個人的にはタイのお洗濯屋さんはぜひ体験してもらいたい!