1分後の未来
ひとと関わることがとても苦手で、
そう人に話すと、「うそでしょ?」と言われる。
「実は人見知りなんですよ」
「えーそんなことないでしょ、」
と半分笑いながらさほど興味なんてない様子を端っこに見せながらとりあえず大げさに答える。
私は人とすこしズレていると思うことがある。
でもそれはきっとみんなが思うことであって、同じような雰囲気や同じような性格であってもそこにはズレが存在する。
しかしそもそも人とずれているって言葉はおかしい。
「人」に基準はない。
このズレは決して悪いことではないと納得ができたのは実はごく最近だ。
ズレ=個性
と、あえてつかわないが、確かにそうなのだろう。
昨日電車の中で、おそらくつい最近までスーツを着たサラリーマンだったと思う、ロリータファッションに身を包んだ子が座っていた。
彼女をついまじまじとみてしまったのは、あまりにも彼女の顔が明るく、目がキラキラとしてすごく楽しそうだったからだ。
「この人は自分を見つけられたんだな」
そう思うととても嬉しくなった。
どんなこともみんな、体も心も性格も自分とは確実にズレていて
でもそれは、
確実に素敵なこと。
だけど、悲しいことにこれは決して教えてもらうことではなくて、教えられることでもなくて、自身で感じて気づいて頭の中がcleanにならなければわからない。
私は人生の半分を超えてから知った。
だからこそ人は寄り添うべきなのだろう。
人見知りでも。
日々の出会いは私にとってのサプライズ。
この角を曲がる1分後の未来にはどんなサプライズが待っているのだろう。
そんなゆとりある気持ちで
今を過ごしたい。
はやしっぷちゃんの企画に参加しました。
はやしっぷちゃんいつもありがとう😊