恋愛や結婚、家族について
今回は筆者の恋愛観、家族観を書いてみます。
プロフの通り筆者はゲイなので、今の日本では結婚ができません。またバイやトランスジェンダーの方の話を聞くと、たまたま好きになった相手が異性なら結婚出来るのに同性だったら結婚できない、戸籍上の性別だけで可否が決まってしまうなど、色々理不尽なことが多いです。結婚なんて好きな時にに好きな相手とすればいいと思っていますので、そんな制約は無くしてしまえばいいのにと思っています。
そもそも反対派の言う「伝統的家族観」だって、明治初期の欧米の家族制度のコピペでしょ?が筆者の理解です。明治以前は側室もいたし、庶民は苗字なんかなかったし、同性愛や異性装にも寛容でした(逆に欧米ではそれらを敵視していて、例えばジャンヌ・ダルクが魔女として処刑された口実の一つが男装だったそうです)。他にも古事記の「天の岩戸」ではアマノウズメが裸踊りをしたり、昔の農村では「夜這い」があったり、元々日本は性に関してかなりおおらかな国でした。
ただ、「結婚の平等」が実現したとして筆者が結婚するかといえば、正直かなり疑問です。相続とかパートナーの入院時の面会可否とかで可否が違ってくることは知っています。ただ、あまり結婚という制度自体に縛られたくないし、或いは特定の1人とだけ寄り添い続けるのが本当にベストなの?というのも疑問です。
筆者はパートナーなしの生活が13年を超えました。寂しい時もありますし、長年仲の良さそうなカップルを羨ましく思うこともあります。ただ、同時にパートナーができてもあまり束縛されたくないし、したくもないという気持ちもあります。付き合うことで逆に我慢やストレスが増えるなら本末転倒ですし、それに交際や結婚をした後も「遊び」や「モテ」を失わないことは劣化防止にも良いと考えています。言ってみれば悪い意味での「安定」に安住し劣化した「オヤジ」にないたくないわけです。
また、過度に特定の人や組織や物に依存しすぎるのは良くないという考えがかなり強いので、ある程度の「遊び」をおたせておいた方が結果益に健全な関係を持続させられるのではと考えています。
そんな価値観の持ち主なので、もしかしたら筆者と付き合う方は「束縛が少なすぎる」と逆に不満を持つかもしれません。病気や「心の浮気」がなければ「体の浮気」を咎めるつもりはありませんし、またパートナーと言っても他の友人や知り合いよりは当然優先度が高い、という程度にしかなりませんので。