実家唯一の良い思い出
これ↓は今朝のツイートです。
筆者の実家が「生き地獄」だったことは何度も書いていますが、一つだけ良い思い出があります。それは実家に来ていた猫の記憶です。高校1年の春から大学2年の初冬まで、そして大学4年の時から実家を出る2006年の夏まで、それぞれ白い猫が実家に来ていました。
高校1年の時はクラスでいじめに遭い孤立し、実家も地獄。人間の友達が皆無な中、その白い野良猫だけが友達でした。そしてこの記事↓で書いた人生初の一人旅の途中、マルセイユのスーパーでお土産に猫缶を1つ買いました。ただその猫はもう家に来なくなってしまい、あげられずじまいでした。
次の猫は2000年の夏?に突然実家の庭にふらりとやってきて、マルセイユで買った猫缶をあげたら通ってくるようになりました。その後6年間ちょこちょこと実家に来て餌を食べ、好きなだけ家の中でくつろいでからどこかへ帰っていく日々。
かなり大柄な自分の体重で網戸を破壊して勝手に部屋に入り、ベッドやクッションの上で気持ちよさそうにしていることも。家に入れた覚えがないのに突然に家の中で遭遇し、びっくりすることもしばしばでした。
一人暮らしを始めてからも何度か実家へは行きましたがタイミングが合わず、一度も会うことができませんでした(母親の話では、最期に来たのは2012年ごろとのことでした)。
冒頭の番組の中でADHD当事者の少年が「周りの人から悪口を言われていないか不安だった。でも犬とならそういう不安がなかった」のようなコメントをしていました。
ASDな筆者の実体験もとても重なりました。
いつも悪口を言われていないか、嫌われていないかが不安で、そして実際に悪口を言われ、嫌われていました。いつもいじめや排除や不当解雇に怯え、そして毎回その通りになりました(詳細はこちら↓に書きましたが)。
ASDやADHDのような発達障害だと「人が気づくことには気づかず、人が気づかないことに気づいてしまう」ので、周りとの摩擦が絶えず、一人で勝手にストレスを抱えて苦しんでしまうことが非常に多いです。だからこそ余計に動物に癒されるのかもしれません。
ちなみに蛇足ですが、なぜか筆者は白猫に好かれることが多いです。白猫は気性が激しい傾向が多いようですが、なぜか猫カフェでも真っ先になついてくれるのは白猫が多いです。
ちなみに来月で43歳の誕生日なので、3月は近くの猫カフェの割引券が使えます。ほぼ1年ぶりですが、行こうかなぁとぼんやり考え中です。
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