【コラム#9】六角レンチを捨てる
「六角レンチ」という道具を知っていますか?組立家具などを買うと、ネジなどのパーツといっしょに付いてくるアレです。
六角レンチ事情
NITORIやIKEAが大好きなので、僕にとって家具は組み立てるものです。当然、家具の数だけ六角レンチが家にあります。また、ギターのメンテナンスもするので、サイズの変わった六角レンチもいくつか持っています。そのうえ、お店の工具コーナーでかっこいいセットを見ると、思わず買ってしまう癖があります。
つまり、我が家には六角レンチがゴロゴロしているわけです。
この六角レンチたち、実に断捨離を逃れることが上手いのです。
別れられない六角レンチ
【いつか使うかもしれない】と思うと強力に別れがたくなります。いざというときなければ困るけれど、2本あっても困ることはない…。ここまでくるともう別れることができなくなります。
結果、2本どころのではなくなるわけです。予想できそうなことなのに、それをしないのがわれわれ凡人。ニンゲンだもの。
六角レンチを捨ててみる
ところで私たちの身の回りには、【六角レンチをのようなも】がいくつかあるように思います。服や靴なんかはその代表格。文房具やらキッチン用品など、なんとなく捨てられないものっていくつもありそうですよね。
何かを【持つ・買う=自分が高まる】という心理的な働きはごく普通ですし、「持っていたい」という欲求は強力なものです。
いつか役に立つのかもしれません。しかし、その「いつか」がやってくるまで、保管する手間(コスト)がかかります。持っているより、捨てたほうが負担(コスト)が減る場合もあります。
ミニマリストをめざさなくても、少しだけ考えて行動してみると、スッキリとした生活に近づけるかもしれません。小さい六角レンチも、何本もたまるとかなりの重さになるわけですから。
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