25歳営業OLは気分の浮き沈みを何とかしたい。
お疲れ様です。
小雨が風で舞い上がり傘が意味をなさない夜道を、だらだら歩いて帰っています。
午前中にお客さんから電話口で激昂され、心を無にするモードが自動でONになったまま、まだOFFになりません。
心がどこか遠くの方にあって全部を他人事のように眺めているような心持ちで、雨で濡れた足先も「ああ、濡れたな」というくらいのものです。
気分の浮き沈みは、生きてれば永遠に繰り返されるものだけれど、雨だとかお客さんからのクレームだとか、好きな芸能人のスキャンダルだとか避けられない